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英語を英語で説明すると、英語漬けになれる。

8年くらい前、オーストラリアでワーキングホリデーをしていました。
今回は、語学学校に通っていた頃、効果的だったなと思う勉強法を紹介します。
最初に、読んでくれている方に質問!
Q. リンゴはappleですが、appleという単語を知らない人に、どうやってリンゴを説明しますか?

電子辞書の偉大さ。

中学や高校時代、知らない単語が出てきたら、どうしていましたか?
ぼくは英和辞典を使用して、日本語で単語の意味を覚えていました。
試験中だったら、辞書は使用できないので、文脈や接頭語から推測。
(inportのように、in- は、中に入るイメージ)
特に高校生になり、大学2次試験で使用されるような英文を読むと、注釈がつけばラッキーですが、知らない単語のオンパレードでした。

語学学校に通っていた頃、先生が辞書を片手に、
「母国語で調べるのも良いが、英英辞典をオススメする。」
と言っていて、ためしに英英辞典を使用し始めました。
※当時は電子辞書を持参しました。コンパクトで持ち運びにも便利で、使い倒しました。オススメはCASIOのEx-wordです。

終わらない単語リレー…

英英辞典を使用し始めた私。
するとどうでしょう?
知らない単語の意味を調べるのに、英文をさらに読んで、内容を理解しなければなりません。
頭にハテナが浮かんでいるのに、辞書で解消できず、ハテナがさらに増えました(笑) これまではすんなり理解していたものが分かりません。知らない単語を調べ続ける、終わらないリレーのように感じたこともあります。
これはかなりのストレスでした(笑)
心の中にいる、効率追求型のリトルゆーすが言います、
「おとなしく英和辞典を使いなよ。」

ストレスの先にある、英語を英語で理解すること。

しかしながら、そこで粘り強さを発揮しました。
高校の校訓、「しまれ、がんばれ、ねばれ、おしきれ」です。
英語を英語で理解する習慣をつけると、読解スピードのみならず、英作文をつくるスピードが格段に上がりました。
日本語でも、ものごとを言語化する能力が同時に上がったと思います。

Appleを英英辞典で調べると、以下のように出てきました。

a hard round fruit that is white inside and has a smooth green, yellow, or red skin, which is called peel when it has been removed. The middle part of the apple containing the seeds is called the core. Apples grow on apple trees.

Macmillan Dictionaryより

きれいな英作文で説明する必要はありません。
・皮が赤い。青っぽいものもある。
・生で食べたり、ジュースにしたり、パイに使用されたりする果物。
・小さい種が入っている。
・野球ボールくらいの大きさ。
連想ゲームのようなイメージで、特徴を挙げていくと良いでしょう。
とても練習になります。

語学学校でできた友だちが、会話の中で出てきた知らない単語をよく質問してくれました。
そのたびに、単語を英語で説明して、鍛えられました。
だまされたと思って、試しにやってみてください。

最後に質問です!
これは実際に友だちに質問された単語です。
Q. shadeをどうやって説明しますか?
夏の日差しが強い日を思い出します。




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