🇹🇷80日目、アンカラ〜バラ
朝はガッツリ雪降ってました。
もう3月末なのに異常です。
気温も氷点下。
靴も全然乾いてなくて震えながら走ってました。
アンカラの街。
銀世界です。
アンカラにもう1泊しようか12:00まで迷ったんですけど、迷う時間が無駄なので走ることにしました。
アンカラを脱出してすぐのガソリンスタンド。
おっちゃんに声かけられ、
「日本人?何か飲む?」
温かいお茶とチョコバーを貰いました。
めちゃくちゃありがたいです。
その後はずっと山道走ってました。
路面凍結してない理由が逆に分からないくらい寒かったです。
50km程走って事件が起きます。
「あれ、何で宿の鍵持ってるんだろ」
ポケットに入れたまま持ち帰ってました。
宿の人にマジで申し訳ないです。
宿は民泊タイプで、持ち帰った鍵は個室用ではなく、建物に入る用の鍵。
すぐ宿の人に連絡しました。
そして、
①ヒッチハイクorバスorタクシーでアンカラに戻る
②郵便局を通じて郵送する
のどちらかで対応することにしました。
そんなことを考えてると宿の人から返信があって、
「返さなくてもいいです。心配いりません」
ええ....
流石にそういうわけにはいかないので、とりあえず近くの街まで全力で漕ぎました。
そして辿り着いたBalaという街。
街に入ったらすぐ警察があったので、意見を聞くことにしました。
受付にいた警察の人いわく、
「郵便局は今日閉まってるから明日行くしかない。タクシーはこの街に走ってない。バスはあるけど今日中に往復は厳しい」
要約するとこんな感じです。
鍵に関して宿の人が急ぎじゃなさそうだったので、明日郵送することにしました。
すると、受付の警察が
「お前今日どこ泊まるんだ?」
「適当に野宿するつもり」
「今日は寒いぞ。俺は受付離れられないから友達に助けてもらってくれ」
というわけで、友達3人が警察のお偉いさんに事情を説明してくれました。
すると、
「宿舎に泊まってOK。腹減ってる?飯は19:00からな」
寝床と夕飯を一瞬でゲット。
ブルガリアで被った不幸をトルコで取り返してます。
案内された場所。
清潔感あってどこでも寝れるって思いました。
そう思った矢先、
「やっぱ違う建物行くぞ!」
車で500m程移動しました。
ゆりあ号は入らないので、僕が後ろで支えたまま。
後ろ向いてるとどっちに曲がるか分からないので中々デンジャラスでした。楽しかったです。
移動先の部屋。
広さは6畳くらいで綺麗です。
確実に安眠できると思いました。
そして、夕飯は食堂へ。
めちゃくちゃ話しかけられます。
みんな英語喋れないのでトルコ語で。
1番多かった質問は、
「そのiPhoneいくら?」
トルコはiPhoneが世界一高いらしく、超金持ちに見えたみたいです。
調べたら14proMAX1TBが45万するって書いてありました。
日本の2倍近い感じです。
あとは子どもの相手してました。
9歳の男の子。
Google翻訳を駆使して超話しかけてきます。
兄弟って毎回言ってくるの面白すぎました。
憎めないやつです。
食事の準備が終わるまで腕相撲でコテンパンにしてました。
食事。
カレーっぽくて超美味しかったです。
贅沢に牛肉使ってるし。
よくよく考えたらトルコはイスラム教なので豚肉ダメみたいです。
今日は色々ありました。
とりあえず鍵を返さないと気が済みません。
明日は郵便局から1日がスタートします。
走った距離=67km
使ったお金=190円
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