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インディゲームのイベント「TOKYO SANDBOX 2023」に行ってきた!という話

2023年4月15日、秋葉原ベルサールにて開催された「TOKYO SANDBOX」に行ってきました。

去年は狭くて辛かったけど、今回は余裕のあるブース配置になっていて快適! ちょっと早め、開場10時に対して10時30分くらいにはついていたのでそれもあるかもです。

2時間くらいいたんですが、かなり時間が一瞬。色々なゲーム開発者の方とお話が出来て、色々な情報を教えてもらえて刺激になりました。インディーゲームのこの距離の近さ本当に最高。

いくつか遊んだり見たり聞いたりしたので、気になったゲームをご紹介したいと思います。



Paper Trail

まず注目したのは、昨年のTOKYO SANDBOXでも展示されていたゲーム。
パズルゲームで、折り紙の表面と裏面に描かれた道を、折ったり開いたりして進んでいくゲームですね。
2023年8月発売とのこと! 去年初めて知って、とても衝撃を受けたのでずっと楽しみにしていました。
いよいよ発売が近いようで嬉しいです。物語も、姉を追いかける妹の話のようで、その部分も注目。
プラットフォームはsteam、その他…….? のようです。


LO-FI ROOM

遊んでいて刺激的だったリズムゲーム。
最初はメトロノームのカチカチという音しか無い中で、部屋の中にある楽器ごとの簡単な音ゲーをクリアするごとに、そのメトロノームの音に楽器の音が加わり、曲が徐々に豊かになり、最終的にはローファイな曲が完成するという仕組み。
各楽器でプレイするリズムゲーム(ノーツが落ちてくる形なので音ゲーと言えるかも)は、クリアまで30秒もかからないもの。シンプルなゲーム性はカジュアルにプレイできます。そして徐々に曲が出来上がっていくのが新鮮。
完成するのがローファイな曲で、メロディーがアグレッシブに動くわけではなく一定のパターンをループすることから、シンプルで短い音ゲーというのが成立しているのかも。
結構ボリューム多い作品になるとのことなので、楽しみ。


Petit Petit Petit

間違いない時間泥棒ゲーム。いわゆる『Vampire Survivors』フォロワーのゲームですね。
生物の体内を舞台に30分間生き残るゲームで、10分ほどプレイ。プレイフィールはVampire Survivorsと同じで、敵を倒して経験値を得て武器を強化していくもの。
そこに加えて、特定の対象物を守るというタワーディフェンス要素も加わりオリジナリティも新鮮でした。生き残るだけではなく積極的に攻めないといけないのは面白かったです。
何よりキャラクターがポップで可愛い。Vampire Survivorsのフォロワー系ゲームって意外とこういうキャラデザ無かったような気がするので、かなり流行りそうな気もします。


TopplePOP: Bungee Blockbusters

一番長い時間試遊したゲーム。
テトリス風なブロックを配置して、4つ繋げる……というか、接触させて消していき、目的のブロックが消えたらステージクリア。
テトリスやぷよぷよと違うのは、このブロックがかなり重力に従ってゴロゴロ転がること、つまりはきっちりブロックがハマらず、隙間が生まれるような雑な積み方をされること。
これがもどかしくも面白い。不確実性も生むので、思わず連鎖が発生したりするところも良かったです。
特に、積まれるブロックのサイズが一定ではないところがまた、計画通りにいかない嫌らしさがありやられました。
難易度はそこまで高くないですが、でも頭を使わないとクリアできないというレベルデザインが絶妙。かなり頭を使います。
ストーリーパートの演出も凝っていたので、発売したら遊ぼうかなと思います。


Melodia

キャラクターを移動させゴールに辿り着くのが目的で、出来る行動はダッシュさせることと、ジャンプさせることの2つ。
これだけだとただのシンプルなアクションゲームですが、ここに音階という要素が入ってきます。
ダッシュとジャンプはそれぞれコントローラーのボタン2つずつに分けられているのですが、両アクションに割り当てられたボタンのうち、片方のボタンは音階が上がり、もう片方のボタンは音階が下がります。
例えば、Aボタンでジャンプをするとジャンプと音階アップ、Bボタンでジャンプをするとジャンプと音階ダウン、というような仕組みです。

一定の音階を超えると、そのアクションが出来なくなる(音階を上げ過ぎる/下げ過ぎると、それ以上音階を上げる/下げるに連動したアクションができなくなる)という仕組みなので、音階を上げるダッシュをしたら音階を下げるダッシュ、またはジャンプをしないといけないという、音も気にしないといけないアクションゲームでした。
私は一番簡単なステージでビートもそんなに強くなかったステージでしたが、他の方のプレイしたステージはビートもはっきりしていてかなりノれるゲームになっているようで、音楽を奏でているように聞こえることも。
あまり移動に集中しすぎると音階が限界を超えて、アクション出来なくなるというポイントもあり、デュアルタスクをこなしているような面白さがありました。



既に購入していた&遊んだことがあったのは、『CRAFTPIA』と『IDEA』。

CRAFTPIA

Craftpiaはリリース直後に購入してしばらく遊んでいましたが最近はめっきり。確かその頃は自分が無職だったような気がします。色々アップデート入っているようですね。遊んでたな~という気持ちでブースはスルーしていたのですが、よく考えれば『Palworld』の展示もやってたと思うと、触れておけば良かったと思いました。


IDEA

IDEAは購入してまだちょっとしか遊べてないので、遊びたいところ。
開発者さんに話しかけられて、I bought it! とお話ししたらすごく喜んでくださったのが印象に残っています。


From_.

From_.はtwitterで流れてきたのを見ました。ヨカゼナイトでも特集されていましたね。
このシンプルなビジュアル、そこから醸成される世界観はかなり気になります。静かな雰囲気と尖ったビジュアルの魅力からか、私が通りがかったときは試遊される方でずっと席が埋まっていました。


Ghostpia

ヨカゼナイトと言えばGhostpiaも展示されていました。
この世界観も気になる……。


マドリカ不動産2

1作目もやってないんですが、強いインパクトのある作品、マドリカ不動産。
現実に紙を使うという仕組みが尖ってますね。実際に試遊されていた方も、ブースで紙に何か描きこんでいて、面白いな~と思いました。


Backbeat

これはSteamのウィッシュリストに入れっぱなしのゲーム……。
ちょっとお値段高めなのでまだ踏ん切りがついていないですね。
今回はちょっと遊べなかったものの、そういえば購入するかどうか保留にしたままだ……と思っていたので改めてチェックし直そうと思いました。


どうやらビルダーをやっている推しのVには私のコメントが必要らしい件

Youtubeと連動し、視聴者のコメントによってキャラクターが動作するゲーム。なんとなく、魚がポケモンをクリアする動画を思い出しました。
さておき、これはコメント数が多い実況者なら大変なことになりそう。自分で操作するのではなく、コメントに操作されるのを見守るのはかなりランダム性が溢れていて、予想外の事態が発生しそうです。
配信者、実況者も1視聴者としてコメントで参加できるようなので、まさに一緒にプレイするゲーム。これは色々な人の実況を見てみたいですね。


I am Yours

静かな、どことなく殺伐とした雰囲気のゲーム。
ポイント&クリックで物を調べていき、その物との対話でどんどん物語が明らかになるゲーム……のよう。少しだけ試遊しました。
とにかくストーリー重視のゲームのようで、シナリオもまだまだこれから実装予定みたいです。日本語対応していたので、今後どうブラッシュアップするのか追いかけてみたいゲームですね。


ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場

IT TAKES TWOみたいなゲームだ! と一目見て思いました。
ポップでカラフルなビジュアルが目を引きましたし、2人プレイということで、友人とやってみようと思います。


ニャイトミュージアム

ビジュアルが凄く可愛い! と思ったゲーム。
ペーパーマリオRPGみたいなもの、とのことで納得。
パズルゲームはテトリスともぷよぷよとも違って、ラインを動かして同色のブロックをくっつけるもの……のよう。
発売楽しみ!



終わりに

冒頭にも書きましたが、去年はかなり会場が狭くて。なかなか落ち着いて見れなかった記憶があったので心配でしたが、今年はとても快適でした。
ある程度ゆっくり開発者の方と話せたし、このゲームずっと楽しみにしてます、という思いを伝えられたのもハッピーでした。

それでも、VRのゲームやギターを模した操作方法のゲームなんかも、気になってはいたもののプレイせずに帰ってきてしまったのも確か。面白そうなゲームがいっぱいでした。

来年も行こうと思いますし、オープン直後がおそらく一番空いているのかなと思うので、朝から突撃するつもりです。
こっそり未公表の情報を教えてもらったりしたので、これはまさにオフラインに限るなあ、とつくづく思いました。
同時に、やっぱりオフラインイベントは必要だと実感、なるべく色々なところに参加しようと気持ちを新たにしました。

今年はとにかく楽しかった。期待するインディーゲームも増えたと同時に、英語喋りたい! と思ったのでその辺も頑張っていきたいです。

(以下、撮影許可を得て撮った写真抜粋)


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