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099:【上京~さよならシロアム村~】week86

11 Mar 2024(Siloam,Limpopo,South Africa )
晴れ 最高気温30℃ 最低気温18℃ 湿度54%    日の出5:59 日の入18:18

Day595(11Mar) ~Day596(12Mar)

最後までバタバタ。というか最後だからこそやらなければいけないことが溢れてくる。
教材の補強や引き継ぎのための説明をしたり、日本から持って来たプロジェクターの使い方の説明したり(安く売りました笑)、なるべくたくさんの子に九九テストを合格してもらえるようテスト時間の少し長めに確保したり…。任地での最終報告の資料を作る暇がないけど、頑張って完成させました。

Day597(13Mar)

 活動最終日でした。まずは、朝の職員会で僕から先生方に向けて感謝のスピーチの時間を設けていただけました。そして、南アフリカに来てからずっと大切にあたためておいた日本のお土産(箸、扇子、けん玉、折り紙など)とメッセージを添えた折り紙の花をプレゼントしました。

 先生方からはヴェンダの伝統衣装を半袖と長袖の2つをプレゼントでいただきました。本当に素敵なデザインで嬉しかったです。その後は記念撮影ですが、これが長い。みんな写真大好きですからね。でも、たくさん素敵な写真が撮れました。一生の宝物です。

 下校の時には、たくさんの子どもたちが挨拶に来てくれたり、手紙をくれたりしました。寂しいですね…。
 校長や教頭、お世話になった先生方ともお別れです。寂しいですが、WhatsAppで連絡できるから大丈夫!と励ましてくれました。 
 学校帰り、近くにある児童養護施設に寄付へ。文房具等を寄付しました。この施設には70人の高校生までの子どもがいるそうです。少しでも役に立ててもらいたいです。

 家に着いたら、今度は扇風機を近くに住む同僚に安く売りました。無料でゆずってもよかったのですが、先輩からのアドバイスもあり、地域住民のトラブル(例:あの人はもらっているのに、自分はもらってないなどの文句が生まれる等)を引き起こさないためです。
 帰宅後はホストファミリーと記念撮影。先週の約束通り、ホストファミリーの息子くんクゥィネが寮から帰省してくれました。最後にみんなで過ごせて嬉しかったです。感謝の手紙を渡すと「ずっと大事にするわ!またいつでも来てね。」と言ってくれました。

 さて、荷物のパッキングが終わっていないのに停電でした。おかげで夜遅くまで終わりませんでした。任地での最後の試練でした笑

Day598(14Mar)

 荷物をまとめ、仕上げの掃除をし、ホストマザーに調理器具や衣服、シャンプーなどを譲り、とうとうお別れ。ホストマザーの寂しそうな顔が忘れられません。いつも息子と呼んで家族のように接してくれてありがとう。
 事務所から迎えに来た帰りの車内には、すでに同期も乗っており、子どもたちから受け取った手紙を読んで泣いていました。気持ちはすごく分かります。
 首都プレトリアに向かう道中では、村の景色を、南アフリカの景色をずっと眺めていました。もう来られないかもしれないと思い、しっかりと目に焼き付けました。

Day599(15Mar)

 日本大使館へ表敬訪問へ行きました。一瞬で終わりました笑
 それから、プレトリア最大のショッピングモールで大量にお土産を購入しました。やはり定番はルイボスティーやその関連グッズですね。岐阜県ホームページに届けさせていただいている「南アフリカ通信(2月号)」にもお土産について書いてあります。南アにお越しの際は参考にしてください。

南アフリカ通信 2月号

 その後、JICA専門家の方と隊員、そしてプレトリア大学院で学ばれている元ナミビア小学校教育隊員の方で算数のワークショップをしました。南アの学力の低さについて、皆さんの経験をもとに原因を探求する時間が大変学びのあるものでした。

 その後、みんなで美味しい中華料理を食べました。今後も今回の繋がりを大切にして切磋琢磨していきたいです。

Day600(16Mar)

 今日はフリーなので、ヨハネスブルグへお土産を買いに行きました。犯罪遭遇率120%とか聞いて、初めはめちゃくちゃビビっていたヨハネスブルグも今では比較的安全なエリア等を把握し、危機管理能力や危機意識も鋭くなったので抵抗なく行けるようになりました。自分でも成長を感じます。もちろん油断は大敵。いつでもどこにいても危険は潜んでいるので十分に警戒しています。

 アフリカらしい雑貨屋さんは本当に見ていてワクワクします。良いお土産が見つけられてハッピーです。お世話になった日本の皆さんに喜んでもらえますように!

お土産にルイボスのハンドクリームを買いました!

Day601(17Mar)

 隊員の活動を主にサポートしていただけるVCさんのお宅にお招き頂きました。前回の最終報告会がラストだと思ったので、もう一度ご家族の皆さんにお会いすることができて嬉しかったです。これが本当に最後。とても美味しい食事と優しさにいつも元気をもらっていました。とても寂しいです。ありがとうございました!
 他にも大使館の関係者やJICA関係者の方見えて、貴重なお話をたくさん聞けました。


ここまで読んで頂きありがとうございました。
いよいよ来週帰国します。おそらく日記スタイルのnoteは次回が最後になるかと思います。
寂しくなります…。
が、最後まで楽しんでいきたいと思います。
See you next time!
Sharp sharp!

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