098:【帰国準備/平和プロジェクト完結/健康診断後の食事事情】week85
4 Mar 2024(Siloam,Limpopo,South Africa )
晴れ 最高気温34℃ 最低気温19℃ 湿度52%
日の出5:57 日の入18:24
Day587(4Mar)
最終報告会を終えて首都から帰って来ました。任地で過ごすのもあと10日。ラストスパートをかけています!
さて、話題は変わって、昨年の9月の健康診断の結果を受けて、それ以降の食事についていつかメモを残したいと思っていたので、今書きます笑
結論、手に入れられる食材が限られていることや衛生管理及び鮮度の状態があまり良くないこと、そして毎日の停電による冷蔵保存の難しさ等の理由から適切な体重や健康的で栄養バランスが確保された食事は難しいと感じる。
先週、住血吸虫検査を行った際に(ちなみに、結果は特に問題がなく無事)、体重測定をした。58kgで自分でもびっくりしました。9月の健康診断からさらに減っていました。南アに来る前の体重と比べると7kg減っています。身長は178cmなのでBMI的には痩せすぎです。もともと痩せ型で、南アに来る前の体重も適正ではないですが…。確かにオンラインテレビ電話(Zoom など)で久々に話す同期や友達からも首が細くなったよって言われることが多かったです。原因の1つはまず単純に食べる量が減ったことだと思う。あとは、ほぼ毎日野菜と卵、パスタの生活かな?
いずれにしても、この途上地域では簡単に病院へ行くことはできないので、健康維持はとても大切。この協力隊生活を通じて食事や栄養、歯のことなど健康意識が高まりました。帰国後もより一層健康を意識したいです。
〈1日の食事〉
◯朝(6:30):ヨーグルト100g
◯間食(11:30):バナナ1本
◯昼(14:00):ミューズリー80g+ヨーグルト適量、りんご1個
※オートミールはオーツ麦を平たくつぶしたもの。ミューズリーはオートミールにドライフルーツやナッツを加えたもの。グラノーラはオーツ麦にメープルシロップ等をかけて一度香ばしく焼き上げたもので甘い。
※ミューズリーを選んだ理由は、グラノーラよりカロリーが低く、オートミールより食べやすいから。それに低GI食品(GI値…血糖値が上がる速さを数値化したもの)で食物繊維も多いから。
◯夜(18:30):野菜炒め〔にんじん、玉ねぎ、キャベツ、じゃがいも、卵2個〕、パスタ150g、トマト、ブロッコリー、豆、アボカド1/2、みかん1個
※手に入る主食の米、パスタ、パンからパスタにしたのはGI値が低いから。糖質やカロリーを選択基準にしていない。ほんとは米や玄米がいいが、南アの米はパラパラで美味しくないし作るのに手間がかかり、水も大量に消費する(水を買いに行くのは重いし遠いし大変…)。パスタは日本から電子レンジで温めるだけで作れる耐熱容器を持ってきたので作るのが楽だし、必要な分だけ食べられる。パンはGI値が高く、糖質もあるため論外(全粒粉パンやライ麦パンは別)。
Day590(7Mar)
赴任当初から広島出身の隊員中心に世界各地に広がる同期隊員(中東、アフリカ隊員)と進めてきた平和プロジェクトが完結。各国の基本情報とハンドスタンプアート(手の中に「あなたにとって大切なものはなんですか?」に対する答えが書かれている)の製作過程、そして平和に対するビデオメッセージがまとめられたビデオが届きました。みんなで月1回のZoom会議を行い頑張ってきました。
今日の職員会議でそのビデオとハンドスタンプの作品をお披露目しました。テスト中で子どもたちにビデオを見せられなかったのは残念ですが、先生方は皆んな喜んでくれてよかったです。ハンドスタンプアートは2枚作ったので、1つは日本(広島隊員の元)へ、もう1つはシロアム小学校へ友好の証としての意義も込めて残します。校長も大切にしてくれると言っていました!
嬉しいけど、学校の管理がずさんなので少し心配です笑
Day591(8Mar)
今日は今まで作った教材を整理したり、引き継ぎ資料を作ったり、不要なものを処分しました。学校も大きな穴が掘ってあり、そこにゴミを捨て燃やして処分する。一昔の日本と同じ。早く地域に適切なゴミ処理施設ができてほしい。それと環境教育の普及…。
話がそれましたが、いよいよ活動も終わりなんだな〜としみじみ思いながら作業しました。
昼から校長に連れられて、写真撮影をしに行きました。このためにヴェンダの伝統衣装と日本国旗を用意していました。学校に歴代校長と同じように写真が飾られるのだそうです。そんな大層な身分でもないのにと思い畏れ多かったけど、5年前にいたアメリカのピースコープというボランティアの女性の写真もあるので、まぁいいかって思いました笑
Day592(9Mar)
任地で過ごす最後の週末。自分の家の方でも荷物整理をスタート。現地の人に渡すものや処分するものなど分けていると、思っていたより時間がかかりました。そして、今後あるかもしれない海外生活のために、この協力隊生活を振り返り「持ち物リスト」を作成しました。「持ってきてよかったもの」、「現地で手に入るもの」、「必要なかったもの」、「持って来たらよかったもの」という項目に分けて作成。また別の記事で紹介します!
Day594(10Mar)
暑いので比較的涼しい午前中は洗濯と大掃除。シーツや蚊帳まで丁寧に手洗い。大変でした。大掃除は普段掃除しないところまで隅々と!ゴキブリや虫の死骸がたくさん出て来ました笑
午後からスーパーでお土産を購入。ここで手に入れられるものはできるだけ購入し(任地の経済を回す!笑)、あとは上京後に購入します。スーツケースに入りますように!笑
帰りに保護者と会い、話しながら帰宅。「Grade7の息子がよくあなたの話をしているわ!」と嬉しいお言葉。このお母さんは僕の1つ下の27歳。15歳の時に息子ができたのだとか。しかし、結婚はしていない。レイプの被害に遭ったのだ。南アでは未婚でも子どもがいる家庭が多い。今回のような悲しい理由も多いと思うと胸が苦しくなった。
寮で生活するホストファミリーのクゥィネと過ごす最後の日かと思ったら、この家を出る前日に帰って来てくれるみたい。テスト期間中なのに、本当にありがとう。
ここまで読んで頂きありがとうございます!
いよいよ来週に任地を離れます。最後まで悔いのないようにやり切ります。
See you next time!
Sharp sharp!!
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