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私の曲の作り方。

結構な頻度でどういう風に曲を作っているのかと聞かれるので、書いてみたいと思う。

曲の作り方は人それぞれで、曲と歌詞が一緒にできる人もいれば、メロディから作る人、コードから作る人、歌詞から作る人、その時によって違う人.…がいる。

私はずっと同じ作り方で、まず歌詞ができる。
昔から文章を書くことが好きで、中学生の頃は詩を、高校生の頃は小説を、授業そっちのけでルーズリーフに書いていたこともあり、歌詞はびっくりするほどスラスラとかける。歌詞の種みたいなメモがスマホに大量にあるから、それを眺めながら、今この気持ち!と思った文を取り出してそれを軸に作ることが多い。
自分の気持ちを吐露したものもあれば、全然関係ない想像の歌詞もある。どちらかというと「出来事のその瞬間の気持ち」を切り取るのが好き。でも最近の毎月新曲配信ワンマンでの新曲は、短編小説を書くから、歌詞も起承転結で書いている。

そのあと、この歌詞ならどういう曲調だろう、コードの感じはこんなのかなぁ、リズムは…とイメージを脹らませる。これはもう完全に感覚。完全感覚dreamer。色とか、〇〇っぽいとか、季節とか、連想ゲームのように思い浮かべて、メロディや曲のイメージを固めていく。(このイメージは作っている間に変わったりもする。以前異邦人っぽいイメージをしていたのにB'zになった事例がある。)

そのイメージ通りのコードを並べてみる。(理論は一応勉強したけど、とりあえずは感覚で並べてみて後で直すやり方のほうが私には合っていた。)

そのコードを弾きながら、歌詞のとおりに適当に歌ってメロディをつける。その時、文字数が合わなかったら類義語を調べて歌詞を変えたりもする。コードもメロディと合わないなぁと思ったらどんどん変える。メロディは完全に感覚。完全感覚dreamer。でもたまに、低音から高音に飛ぶやつ作りたい!とか思ったら意図的にやってみたりもする。

だいたいの大枠が出来上がったらリズムを色々試してみて、イメージ通りを探す。あとカポの位置も色々変えてみて、イメージ通りを探す。

リズムを変えると歌詞の感じや文字数も変わったりするから、その辺を調整しながら、完成させていく。

だいたいこんな感じ。
ほとんど感覚だから、あまりこう作るといいですよとかは言えない。

気を付けているのは、似たような曲ばかりにならないようにすること。バラエティ豊かな曲で、ライブを楽しんでほしいから。

あとは色んな曲を聴いて、こういう曲を作ってみたいなぁっていうイメージを貯めておくこと。インプットめちゃくちゃ大事。リズムとかメロディとか自分の中でやっぱりどんどん枯渇していくから、最近の面白い構成の曲とかすごく参考になる。もちろん昔の曲も、この少ないコードでこんな良い曲できるんや…とかとても勉強になる。

あとは共演者さんのライブを見ること。目の前でギター弾いてるところも見れるとか神の時間だと思う。ただ、刺激を受けまくる方のライブを見ている時って自分の中でどんどんアイディアが浮かんでくるから、めっちゃスマホにメモしちゃってちょっと申し訳なくなる。できるだけ目立たないようにスマホ出してる。(写真撮ってるように見せかけてメモしてるときがよくある←)

こんな感じかな!!!!!!

私はこの作り方が1番やりやすい!!!

でも曲先で作って、その文字数やイメージの制限範囲内で歌詞を書くっていうのもやってみたい!アイドル時代は曲があがってきて、そこに歌詞をつけるスタイルだったから、自分の中にないイメージの歌詞が書けたりしておもしろかった!

まだまだ挑戦ですね( ˘ω˘ )!!
がんばるます!!

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