PCすら持っていないのに⑥

前回の続きです。ここでは、PCすら持っていない、料理人の私が何故、Webデザイン、プログラミングを学ぶ事になったのかを①から書いた結果、
私の経歴、自己紹介になり、自身の記憶の振り返りを含めて書かせて頂いております。
なので、プログラミングやWebデザインとはまったく違う文章となっております。

再び上京

約一年間、沖縄で過ごし勉強になった事もたくさんありました。
親友や両親の大切さ
祖母の他界で命の尊さも感じました。
自然の中で過ごし毎日が癒しの生活
地産地消の食材の美味しさ大切さ

アルバイトを通して出会った人たち
や沖縄の人達の温かさ
そこで、学んだ料理への思いや、それぞれの人の考え方

人生色々あるけれど、まだ２０代後半に差し掛かったばかりだったのでもっと色々学びたい経験したいそう思っていました。

大好きな沖縄から出て、また再び上京する事を決めた理由は、２つありました。一つは東京でもう少し色々な経験をし学びたいと思った事。
２つ目は、沖縄に帰る前に付き合い一年間、遠距離で過ごしていた彼女と会うという事でした。

３６５日

私にはイタリアンの店を辞める前、パティシエの彼女がいました。彼女とは親友Kの紹介で出会ったのですが、彼女も私と同じ修行中のパティシエだったという事もあり、話が合いそれから何度も会うようになり、付き合う事になりました。

夢は二人で沖縄にお店を持つ事でした。

付き合って半年間、二人で旅行に行ったり、好きな料理の話をしたり、美味し店を探して食べに行ったり幸せな時間を過ごしました。

彼女を残し沖縄に帰らなければならない時はとても寂しかったです。

沖縄に帰ってからの３６５日、彼女に会いたいという気持ちはずっと消えることはありませんでした。

そして、再び上京し彼女に会った時、彼女と会う為だけに上京してきたと感じるくらいとても嬉しかったことを覚えています。

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沖縄に帰って、アルバイトをしながら独立の事を強く意識するようになった私は、料理だけではなく経営についても学びたいと思い始めていました。

そして上京して選んだ就職先は、独立支援制度のある、居酒屋のベンチャー企業でした。

中型と小型の店舗を多店舗展開し、独立までの経営の仕方を考えるにはとてもいい環境の職場でした。

その時に初めて、FLコストという言葉を聞いたと思います。家賃や人件費等を意識しながら働いていったのを覚えています。

それまでには、食材原価や原価率については勉強していたものの、店舗経営という視点での考え方までには達していなかったと思います。

何度か店舗を移動し、色々な業態で仕事をしとても勉強になりました。色々な場所での仕事を経験する事で、地域や場所によってもとめられるものが違う事も勉強になりました。ようやく料理長として店舗を任せてもらえるようになり、コースメニューの考案、店舗会議に出席したり、会社の新メニュー考案コンテストに参加したりして２年間で

なんとか沖縄にいた時、修行で上京してきた時の収入を上回り一気に年収も上がりました。

また私は調子に乗ってしまいました。

上司や店舗のアルバイトの子達との付き合いで仕事終わりに何度も飲み会があったのですが私は毎回参加していました。

独立に向けての貯金もする事なく、散財していました。

彼女との時間も減っていき、一緒に旅行をする計画を立ててくれた彼女との約束に遅れたり、最低な人間になっていました。

そんな私を見兼ね、彼女が一緒に沖縄に帰ろうと言ってきてくれました。

その時の私は、彼女の気持ちに気づかず、会社でのポストをあげる事に意識がいっていました。

沖縄に行くことを断ってしまいました。

彼女は私と別れ一人沖縄へ行ってしまいました。

その時の選択を今でも考えることがあるのですが、

もしあの時、彼女の気持ちに気づいて自分のだらしなさに気づくことが出来ていたら沖縄で幸せに暮らせていたのかと、、

天頂バス

後悔は先に立たず

その過ちにも気づかず、

反省もせず、その先も同じように酒に溺れ歩き続けてしまった私です。

残念なことに何も成長する事なく。

１０年ぐらい経ってようやく気づいて反省しても遅いですよね（笑）

こうして文章にして思い出し反省することもあるんだなと思います。

今の自分の行動を未来の自分の視点から見ることができれば、過ちを正すことができるのに、

もっと賢く生きれたらなー

真面目に生きれたらなー

今の自分の行動や思考は正しいのか、

考えても答えが出なかったです。

都合の良い答えしか出ないような気がします。

だから今している行動が正しかったと思えるような未来にするしかない

努力してその結果が良かったと思えるようにするしかない

良かったと思えるような未来に向けて選択と行動する

そう考えたんですが、、、

難しく考えだすと結局全てが嫌になって

さあ次の扉をノックしよう

by 　　Mr.Children　   終わりなき旅

Mr.Childrenさん　  大好きなんです。

１０代の時から聞いていて

辛い時、楽しい時、なんか自分の人生とリンクしてて励まされるんですよね！

たまに一人で聴いてて泣いたりする時あるんですよ（笑）

続く

ここまで読んで頂きありがとうございます。

現在アルバイトを掛け持ちしながら、やっとパソコンを手に入れたのでIllustrator、Photoshopの学習とタッチタイピングの練習、noteの執筆をしています。よろしくお願いします。