愛されるということ

一回寝ようと思って横になったものの、
疲れてるからと言ってまた冷たくあしらわれ
ヤケになっている今。

寝ようとしたけど
やっぱり書いてデトックスすることに。

何気無く、愛してる?って聞いただけなのに、
挨拶程度に聞いただけなのに
また始まった、、、と言われ背中を向けられたこの絶望感。

ハタから聞いたらめんどくさい女だなーと自分でも思うけど
ほんとにただ、普通に聞いただけなのに。

気を使って電気も付けず真っ暗な部屋で
ひとり、缶ビール大を飲みながら、キーボードを打つ自分。

ああ。
痛いな私。


さっき、ふと思った。

彼は愛されることに慣れている、と。

私は人付き合いが苦手で
なんでか分からないけど、誤解されて生きてきた。

でも、彼はいっぱい仲間がいて親友もいて、しかもモテモテの人生を送ってきて、
周りに愛されながら育って 生きてきた。

私は子供の頃から常に
人の顔色を伺いながら生きてきて、
人の目が怖く、嫌われることがすごく怖かった。
今も怖い。

そんな感じで生きてきても
愛してくれる男はたまにいたわけで
今の彼もそんな物好きの1人だけれども。


私のすべてを知っている。
でも、一緒にいてくれる。

でも、すべてを知らない。


私は愛されることに慣れたことがない。


そして、彼は慣れてしまっている自分に気づいてはいない。
まあ、それが慣れるってことなんだろうけど。


死ぬほど羨ましくて、首を絞めたくなった。

人に愛されることに慣れていない私は
私を愛してくれる人と今、生活を共にしていて
それだけを考えればすごく恵まれていて
幸せなことなんだと思う。

でも、時々 息苦しい。
自分が惨めで、情けなくて。

こんな私となんで一緒にいるんだろう。
こんな私と一緒にいて、幸せなのかな。
こんな私と一緒にいて、恥ずかしいと思ったこと あるのかな。

そんなことを 冷たい態度をされた時に思う。


本当に愛してるのかなって。


聞いたらまた鬱陶しがられるから、軽くしか聞けないけど。

ラブラブの時期は過ぎ去って
2人での生活が これもまた慣れになっていく。

なのに、なぜか私は
慣れることが出来ない。


彼と毎日一緒にいることに慣れることが出来ない。
当たり前になれない。

付き合い始めた頃のように
いっぱい話をして、一緒にお酒を飲んで、いっぱい笑って。

そんな風に毎日を送りたいと私はまだ思っている。

これがおかしいのかな?

彼は、「長く付き合えば関係も変わっていくのが普通」
って私に言い聞かせるけれど

それは私にとって普通ではなかった。


なんでこんなにも考えが違うのかなってずっと思ってた。


でも、今日やっと気付いた。

これが愛されることに慣れているか慣れてないかの違いだってことに。


愛されることに慣れている彼は
毎日一緒にいることが当たり前で
何気ない 平凡な毎日を求めている。
私が空気のように横にいることを。


愛されることに慣れていない私は
愛してくれる存在が横にいるからこそ
毎日全力の愛を感じたい。
必要とされていると感じたい。

その違いが、私を惨めに 情けなく 苦しめる。


彼の『当たり前』に慣れない私は
段々と不信感を抱いていく。


価値観が違うからって
嫌いになれるわけでもなく
好きなものは好きだから
苦しいのも 好きなうちだと言い聞かせて生きているけど

もっと強くなりたい。

相手の顔色に惑わされず
自分のペースで生きていきたい。

こんなにも

私の情緒を左右する彼が
本当に憎らしい。

              』

2014/07/14のわたしの気持ち


昔の恋愛って振り返ると恥ずかしい。
いい思い出だけど、今思い出しても憎たらしいと思う。笑

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