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支援活動と同じくらい大切にしたいこと

被災地の状況を伝えるニュースを見ては、胸が痛くてため息が出る毎日。

最近は、「ニュースを見て落ち込んでしまう人は見ないようにしよう」と言ったことをテレビでも伝えられており、時代は変わったなと思う。

悲惨な状況を目にしても、見ている者に出来ることは限られていて、
そして、「しないこと」の大切さも重要になっている。

そんな中、インスタでのご縁で私も微力ながら支援物資を送ることができました。
発起人のTさんの呼びかけで始まったこの支援はインスタにより拡散され、
全国から支援物資を一箇所に集められ、そこから被災地へ無事届けられました。
(受け入れ先も協力団体様もいらっしゃったので押し付けではありません)

この支援活動に参加させてもらうことができて、本当に感謝しています。

もし参加できなかったら、ささやかな寄付をしていただけだと思うから。


「助けになりたい」という純粋な気持ちがあっても、
個人的に物資を送ることはありがた迷惑となり、
行けば何か出来るはずと現地に駆けつけることは、ただの「押しかけ」になる。

私たちに今すぐ出来ることは、義援金を送ることと、
一人でも多くの方が助かるように祈ること。それしかない。

しかし、こういう時こそ
自分たちのためにできる「大切なこと」を忘れてはいけない。


それは、当たり前の毎日にしっかり感謝すること。

家にはちゃんと屋根と壁がある。

暖かい家で温かいご飯が食べられる。

自分のベッド寝て起きれる。

毎日、学校や仕事に行ける。

家族や友達、大切な人に会える。

普段の毎日では忘れがちな、こういった「当たり前」に感謝すること。

テレビに映されているペシャンコになった家は、
もしかしたら自分の家だったかもしれない。

家族を失い途方に暮れている被災者は、
もしかしたら自分だったかもしれない。

日本という国に住む以上、いつ自分が地震の被害に合うかわからない。
他人事ではない。


なんとなく生きている毎日は、次の瞬間粉々に壊れる可能性があるということ。
明日も会えるはずの人が、いなくなるかもしれないということ。

何気ない毎日が一番の幸せなんだということを、忘れてはいけない。

毎日の生き方を省みて、そして今に感謝しよう。

大切な人の手を握り抱きしめて、感謝しよう。

それが支援活動だけでなく、
私たちが私たちのためにできる「最も大切なこと」なんじゃないかな。










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