面倒くさい女は男が作る

『なんだか、彼氏と一緒にいると
つくづく自分は面倒くさい女だなと思う。

男っていう生き物はなぜに安心すると適当になるのだろうか。

まさに釣った魚に餌なんぞくれてたまるかスタイル？

女は母性というものがありまして、
子供でもない男にやたらと世話を焼いてしまう。

残念ながら私もそう。

はあ、今となっては後悔だわ。

それが習慣化され
感謝の気持ちもなくなり
してもらうのは当たり前。
受け身男子の完成。

甘やかしすぎた自分が悪いと気づいた頃には時遅し。

するのが嫌なんじゃない！
けど、それ相応の感謝の気持ちだったり
愛情表現が欲しいだけ。

ちょっとスキンシップしてほしいだけ。
そんな大そうなこと望んでねーじゃねーかよ。

同棲始めたら、トキメキなんか過去のことになって
いちゃいちゃって何？ぐらいな異次元の話になって
結婚もしてないのに、長年連れ添った夫婦みたいに
対した会話もなく、一緒にはしゃぐこともない。
別にまだ靴下とかパンツを脱ぎ散らかすくらいは許せる。

でも、愛情を感じられないのは
すごく寂しくて、悲しくて、不安で、腹が立つ。

なんでそんなに愛情表現が下手なの？
いや、下手というかしないだけ？
する必要ないとか思ってる？
てか、言わなくてもわかってるとか思ってんのか！？

わかんねーよ！こんにゃろーめが！

口では言わなくても行動とか方法は色々あるやん。

男は何かしてる時、話が耳に入ってこないから
返事なくても理解しましょう！それが男ってもんです♪
的なコラム読んだけど、
百歩譲って理解したとしましょうよ。
んじゃあ、他のことせずに話聞く時間作れよ！！って。

あんたに話聞いてもらうために
どんだけ順番待ちしなきゃいけねーんだよみたいな。
しかも、Facebookチェックの後かよ、みたいな。

話は聞いてない。（悪気の有無は関係ない。）
愛情表現はなし。
ご飯の感想も聞くまでない。
遅くまで携帯見てるくせに、絡んだら
もー眠いから寝させて発言。
携帯見る時間は惜しまないのに、私との時間は惜しむ。

ああ、書いてたら暴れたくなってきたぞ。

自分のしてほしいことだけ伝えてきて、
身の回りの世話から食事の準備から家事全般までしてもらって、
ほんまにほんまに、

わしはお前のオカンか！！！！！

段々、女としての自信もなくなってきて
愛されてないような気がしてきて
もしかしたら他の女が…？((((；ﾟДﾟ)))))))とか
想像まで始まって、
ああ、ただの家政婦やと思って一緒にいてくれてるんかのう…
って、卑屈で自虐的になってきて、

結局自分の頭の中で消化しきれず
消化不良を起こして突然吐き出す。

私のこと本当に愛してるの！！？？って。

その時の男はまたこれ面倒臭そうに
また始まったぜってな顔して背中向ける。
そして得意の聞いてないふり

何かサプライズ的なこととか
プレゼントが欲しいとか
そんなことで愛情を確認したいんじゃない。
日々の生活の中で大事にされてる感を
さりげなく感じたいだけ。

そんなに難しいことかなあ？

私の恋愛のポリシーは
愛してるって言葉を出し惜しみしないこと。
だっていつ死ぬか分からない。
毎日愛してるって言ってたら、
悲しいけど後悔は最小限に抑えられる気がする

好きだったら
好きって言ったらいーやん。

嫌いやったら
中途半端に一緒におらんと
離れたらいーやん。

「一人じゃ孤独を感じられない」

尊敬する宇多田先生の歌詞にあるこの言葉の意味をやっと理解した。
理解してしまった。

独り身の寂しさとは違う。
そばにいるのに、触れ合えない　分かり合えない。
そばにいるからこそ、孤独を感じる。

私はそう解釈した。

言わなくても分かるとかじゃなくて
いなくなったら困る存在なら
いなくなる前に、伝えようよ。

最初からめんどくさい女なんていないんだよ。
十分に愛と安心を感じてたら、毎日笑って過ごせる。

不安を与えるから、女はめんどくさい妖怪になる。
そんな大きなこと求めてない。
愛されてる自信がほしいだけ。
それだけ。』

2014/06/29のわたしの気持ち

今振り返って見てみると、あんな男とさっさと別れれば良かったとしか思わない。笑
結局わたしは2018年のはじめまでその男を切れずにいることになる。
戻ってこない気持ちを認めたくなくて。
尽くしすぎたらいい事ないっていうことを痛いほど分かったから、
いい勉強になったと思います。
その次に出会った人と結婚し、今に至るわけですが
おかげさまで今のところ良好な夫婦生活を送っています。笑
またその彼とのことを改めて書こうと思います。