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僕がブラジルで120万円使って得たものとは

フリーランスの猿渡です!「自分のやりたいことを実現し幸せに生きていく」をテーマにまずは自らが好きな様に生きて経験を皆さんに伝えています!

僕のブラジル生活もいよいよ残り数日ほどとなりあっという間に終盤に差し掛かかりました。まだまだnoteに書けていないことがありすぎて順々に書いていきたいのですがそれらを書いていると振り返りもままならないなと思ったので先立って今回は振り返りと今後のことについても書いていきます!

<自分のやりたいことに挑戦した6ヶ月間>

2021年9月30日。ブラジル行きの航空チケット取ったその日から僕の新しい挑戦は始まりました。

挑戦とはいっても何か大きいことを成し遂げるために旅立ったわけではありません。僕のnoteでは何度も登場する1月の出発前に綴ったこの言葉が今でも全てだと思っています。

いつからか僕は「自分のやりたいこと」ではなく「自分のできること」で物事を考え意思決定をするようになっていました。それに気がついた時、果たして僕は「生きているといえるのだろうか?」と思うようになりました。

とにかく僕は一生に一度しかない人生で自分の好きなことに全力で向き合ってみたかった。やりたいけど難しそうなことを実行することで生きている実感が欲しかったのです。

そして今回僕のやりたい事というのが経済発展のポテンシャルを秘めたブラジルという国で大好きなサッカーを見ながら最高に幸せな暮らしをすること。

出発前、当然色々な不安はありました。

・ポルトガル語がわからないけどどうしよう。
・治安が悪いみたいだけど、どこに住めばいいのかな。
・知り合いが1人もいないけど誰か頼れる人はいるかな。
・フリーランスになったばかりで十分なお金がないけどどうする?

「どうしようどうしよう...」毎日そればかりが頭を流れていました。
でもそんなことを考えていても前には進めません。

誰に見せるわけでもないのに1人スライドに自分の状況を整理することから始めました。

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出発までの3ヶ月間週に2〜3回ポルトガル語のレッスンもしました。
(役にたったのかわからんくらい今も喋れん)

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現地で知り合いを作るために会いたい人たちをリストアップして順にDMもしていきました。

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自分が最大限安全に楽しく過ごすために少しづつ準備を進めていきました。

<ブラジルでの日々の生活>

僕の生活はトラブルからスタートしました。

サンパウロに到着する予定の飛行機が悪天候でリオデジャネイロに到着しました。(東京〜京都くらいの距離)振替の飛行機も取れず、単語のポルトガル語を駆使してローカルバスに乗り6時間かけてサンパウロに向かう波乱のスタート。。。

そして、そこから2週間後には僕のブラジル生活最大の出来事といっても過言ではない警察に連行されるという事件もおきましたorz

毎日本当に非日常の日々をここまで過ごしてきました。ブラジル人と同じご飯を食べて、同じお酒を飲み、同じ音楽を聴きながら、サッカーを見たり、ビーチに行ったりとにかくブラジル人の目線になれるように生活し続けました!

世界三大瀑布のイグアスの滝
コルコバードのキリスト像
聖地マラカナンスタジアム
リオのカーニバル
シュラスコ


ビーチ
世界最大級のスラム街(ファベーラ)
カーニバル期間のリオデジャネイロ
ストリートアート
日本人街

すごく治安が悪い国と言われていてそれを否定することは残念ながらできませんが、僕が出会ったブラジル人たちは本当に優しくて、自分の気持ちに素直に生きていて、楽しむことが大好きな人たちばかりでした!

<ブラジル使った7桁のお金>

ブラジル生活の最後にこれまで使ったお金を計算してみたところざっくり僕はブラジルでの半年間の生活で120万円ほど使いました!

今は物価も日本とほぼほぼ同じくらいですし、時間を大切にしたかったのでお金で時間を買えるものにはどんどんお金を使いました。(タクシーを使う、自炊をしない、+α支払えば優先的に案内してくれるものを選択するなど)そのためもう少しおさえようと思えば抑えられた気はします。

さて、皆さんにとってこの120万円という金額は高いですか?安いですか?

僕の感覚からすると単純に金額だけ見ればとても高いなと感じます。

【120万円あればできること】
・吉野家の牛丼並盛り 2816杯
・ディスニーランド入園 127回
・国産の軽自動車 1台
・新幹線東京〜大阪 40往復
・リッツカールトンデラックスルーム 17泊

これを見ただけでも120万円でできることは計り知れません。

しかし、僕がブラジルで暮らして得た経験や感じたことそれらを踏まえるとどうでしょう。果たしてこれは「浪費・消費・散財」そんな言葉で終わるようなものでしょうか。

僕はこの120万円で日本にいたら絶対に見ることのできない景色や味わうことのない感情に出会ってきました。今の僕は自己投資と捉えていてこの金額を安いとさえ感じています。もしもう一度同じような経験ができるのであれば僕は喜んで120万円を払いたい。そんな気持ちでいます。

<ブラジル生活で得たものとは>

僕がブラジルで得たものそれは「感情」です。正確には「感情」を得たというよりは取り戻すことが出来ました。

小さい時は起こる出来事全てが初めての景色なのでインパクトが残り様々な感情をもちました。ところが、歳を取り、色々な経験をするにつれて一度見たものや少々のことは心に残らず、なんとなく過ぎ去ってしまう様になります。

つまり人間は新しい経験が少なくなるにつれてどんどん感情を失っていくのだとおもいます。

僕もまた感情を失い、全ての景色が同じに見え、なんとなく日々が過ぎていく感覚をここ数年もっていました。そんな僕にブラジルが「感情」を改めてを思い起こさせてくれたのです。

みなさんは今「感情」忘れていませんか?

1人でコーヒーが注文できるようになって嬉しくて嬉しくて1日に何回もカフェに行ったことがありますか?

60円のアイスの会計がうまく出来ずに邪魔者扱いされて悔しくて呆然と立ち尽くしたことがありますか?

教科書でしか見たことない絶景を生で見て鳥肌が立ち涙が出たことはありますか?

アジア人であることに対して差別をうけ、揶揄われて怒ったことがありますか?

街全てがお祭り騒ぎになり、大声で叫んで楽しんだことはありますか?

外出の度に常に危険と隣り合わせの状況で恐怖を感じて生活をしたことはありますか?

貧困から薬漬けになり正常に生きられなくなった人々をみて悲しい気持ちになったことがありますか?

「世界一」を直に体感してその計り知れない差に絶望を覚えたことはありますか?

感謝を伝えたいのに言葉が話せずただただハグするしかなかったそんな寂しい経験がありますか?

皆さんはなんとなく毎日が過ぎていないでしょうか。いろんな感情に出会い、生きている実感を感じているでしょうか。

この6ヶ月を通じて僕はより人間らしくなれたのかなと思っています。

<最後に>

今回の経験を通して僕の考え方にも変化が生まれ始めました。あてもなく言葉も喋れずにほぼ手ぶらでブラジルに来たのにすごく充実した時間にすることが出来たことを受けて「自分ならなんでもできる」少なからず以前よりはそう思えるようなマインドになりました!

また、人とのご縁やつながりを大切にしている僕にとって改めてこれが重要な事だと再認識をすることが出来ました。

僕の突然のDMにも関わらずお会いいただいた方々はもちろんのこと、中には僕の生活をずっとサポートしてくださった方もいます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

そして最後に僕はこれからもっともっと体験にお金を投資していこうと思いました。

老後2000万円問題、つみたてNISAやったほうがいい、iDeCoも必須などなど、いかにお金を今使わずに節約しながら資産形成をするかという話を昨今聞く機会が多くなってきているきがします。

たしかにそうすれば口座の残高はどんどん増えていくと思います。しかしそれでは知識も経験も乏しいつまらない大人になってしまうのではないでしょうか。経験こそが宝であり人生に彩りを与えてくれる重要な要素だと僕は思います。

これからみなさんは何にお金や時間を使いますか?僕と一緒に自分自身に全額BETしませんか?

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