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太平洋高気圧とは?

どうも、170kmを平気で打つ小学生がいて日本の野球界の未来は明るいと思ったたなかです。
#優勝や

さて、きょうは
夏の天気の主役「太平洋高気圧」について
みていきたいと思います。

あまり天気を見ない!という方も
ご存知ではないでしょうか?

日本の夏の天気は
太平洋高気圧の強弱や動きに左右されるといっても過言ではありません。

特に、梅雨前線や台風の進路にも影響を与えるため、知っておいて損はないと思います。
※ここはまた後日します

そもそも「太平洋高気圧」とは
その名の通り、太平洋に発生する「温暖」な高気圧で、別名「亜熱帯高気圧」ともいいます。

この高気圧は地球規模の現象なので
広い視野を持たなければなりません。

成り立ちを見て行くと

赤丸で囲ったところは赤道付近です。
この辺りは日射で暖められ、盛んに上昇気流が起こっています。

そのため、至るところで積乱雲が見られます。

赤道付近で
上昇した空気はどこへ向かうのかというと

ざっくりと、矢印の方向に進んでいきます。
※これを専門用語で「バドレー循環」といいます

赤道からの空気が常時送られて続けるため
赤丸したところの上空は
空気でいっぱいいっぱいになってきます。

そこで、溜まった空気は
他所へ吐き出す必要があります。

どこに逃すかというと「地表」です。

「下降気流」によって、地表付近に目掛けて
上空にある空気を送りこみます。

そのため
地表付近は周囲よりも気圧が高くなり
「高気圧」として解析されるというわけです。

また、下降気流は
「気温を上昇させる」という特性があります。

そもそも
赤道から来る暖かい空気のポテンシャルがある上で、下降気流となって気温上昇するため

夏場、この高気圧に覆われる日本は
暑くなり、所によっては、猛暑となるのです。

猛暑となる要因は様々ですが
間違いなくこいつは絡んできます。

きょう、伝えたかった内容は以上となります。

今後、天気予報で
「太平洋高気圧は云々」という話が出てくると思うので
時間があれば是非チェックしてみてください☀️

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