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天気は急変する

どうも、最近冒頭の挨拶を考えない生活が続いていたので、ネタのストックが枯渇しているたなかです。
#ください
#切実

さて、ここ数日

各地で雷が乱発して
局地的に短時間で滝のような雨が降る
という天候が続いていますね。

さっきまで晴れていたのに

気づけば真っ黒な雲が近づいてきて
雷の轟が心臓にまで響き渡るくらいの
恐怖を感じたという方も少なくないはず。

これまた異常気象なんじゃないか…

と、思われそうですが

実は7月中旬ごろというのは
天気の急変が起こりやすい季節なんです。

これはどういうことかというと

天気図を見ると

梅雨前線は北上して

日本列島に
南から暖かく湿った空気が下層に流れ込みやすく

また、上空に寒気が居座っているため

大気の状態が不安定
な状況となりやすいのです。

大気の状態が不安定について簡単に説明すると

そもそも
「大気の状態が安定している」というのは

空気の性質が重い「冷たい空気」が下
空気の性質が軽い「暖かい空気」が上

にある状況を指します。

一方で、「大気の状態が不安定」というのは

暖かい空気が下にあって
冷たい空気が上にある状態のことを指します。

そうすると

軽くて暖かい空気は上空に移動し
重くて冷たい空気は下層に移動し始めます。

これがいわゆる「対流活動」となり

積乱雲の発生につながるわけです。

この現象を身の回りのことで例えると

「湯冷めしたお風呂」
がわかりやすいかと思います。

湯冷めしたお風呂に入ると
浴槽の底が冷たくて
水面付近は比較的暖かいですよね☺️

これが大気の規模で起こると
活発な積乱雲が発生する仕組みとなるのです。

こちらは昨日の衛星画像をGIFにしたものです。

短時間でもの凄い勢いよく
積乱雲が発達してくるのがわかりますね。

積乱雲の群れに合わせて
このように雷が乱発しました。

さっきまで青空が広がっていたのに
急に厚い雲に覆われてきたとなれば

雷やゲリラ豪雨の魔の手が
すぐそこまできている証拠です。

もし
・黒澄んだ雲が近づいてきた
・遠くで雷鳴が聞こえた
・さっきまで暑かったのに、ヒンヤリした風が吹いてきた

という状況になってくれば

すぐ身を守る行動にシフトしてください

頑丈な建物の中に
逃げるのが手っ取り早い方法です

また、短時間にたくさん雨が降ると

河川の増水・氾濫の危険性が高まります

近場に川があれば
急に増水する可能性があるため極めて危険です。

すぐにその場から離れましょう

では、この状況いつまで続くのかと言いますと

今週は油断できませんね…

週間予報は
全国的に晴れマークばっかり並んでますが

晴れ間は午前中だけと思っておいてください。

午後は
天気の急変する可能性が十分に考えられるため

外出の際は晴れていても
傘を持ってくのがいいかと思います🌂

「雷が鳴ると梅雨が明ける」
ということわざがあるように

梅雨明けはすぐそこですが

ゲリラ雷雨や竜巻、ひょうなどには
十分お気をつけてお過ごし下さい。


※以下、参考

☝︎最新の雨の状況☝︎

☝︎最新の危険度分布☝︎

☝︎ハザードマップポータルサイト☝︎

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