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アイドルの熱愛、結婚に対する持論と対策


私が生きてきた中で1番時間とお金を使ってきたのは紛れもなくアイドルだ。

現実社会でつらくてストレスや孤独を感じていたときも支えてくれたのはいつもアイドルで、それくらい自分にとってアイドルは大きな存在だ。

アイドルを推すことは生き甲斐であり心を豊かにしてくれる。

ただ、良いこと楽しいことばかりではないのだ。
時には心がモヤモヤすることやショックを受けることがある。

その一つが推しの熱愛、結婚だ。

今回は「アイドルの熱愛、結婚」について自分の見解を話していきたい。
このモヤモヤする気持ちを整理するとともに、オタクとしてアイドルとの関係性を見直していきたいと思っている。
※これからの話は1人のオタクの価値観であることを先に言っておく



推しの熱愛や結婚を知った時のモヤモヤはまずどこから来るのだろうか。

すぐに思い浮かぶのは、そのアイドルに対して「リアコ」目線で応援しているからという理由だ。
推しに対して恋愛的な感情の「好き」を抱き、いわゆる同担拒否をするのもこのタイプだ。
自分のことを好きでいてくれていると思っていたら誰かと恋人関係になっていたことを知ってしまった感覚なのかな。

しかし、自分はこのような気持ちとはちょっと違うことに気づいた。

まず、私はアイドルを恋愛対象として見ていない。
(厳密にいうと、見ていた時期もあった)
今は、恋愛感情の「好き」というよりかは「見守りたい」みたいな保護者感情の「好き」に近いのかもしれない。

こうなってくると、推しに恋人がいるとわかったとき、母親として今まで育ててきた息子を取られる感覚に似ているのではと思う。

それはそれでやばいな(笑)

しかし、それよりも1番はアイドルに対する「信頼」だ。

これが異性だけでなく同性のアイドルにもモヤモヤしてしまうというか冷めてしまう理由。

私はアイドルとファンの関係性をこう考える。

ファンは、アイドルが与えてくれるさまざまなコンテンツに対してだけでなく、その「」に対してお金を払っている。
アイドルは応援してくれる(お金を落としてくれる)ファンがいないとビジネスとして成り立たない。
だからこそ、アイドルには「ファンを裏切るような行為はしてはいけない」といった暗黙のルールがあるのではと思う。
「裏切るような行為」とは、犯罪、非道徳な行為はもちろん、熱愛なども当たると考える。

ただ、このルールが必ずしも全アイドルとの共通認識ではないのが現実だ。

アイドルだって私たちと同じ人間。
一般人の「恋愛したい」「結婚したい」の感情はもちろんアイドルにだってある。
(恋愛、結婚にそもそも興味がないという人ももちろんいる、それはそれでオタクとしては嬉しいのだが)

そもそも、アイドルの就業規則に「恋愛、結婚してはいけない」というルールはない。
ただ、アイドルという職業を選んだ以上、自分を好きでいてくれる人がたくさんいるしその人たちを悲しませるようなことはしてはいけないと思って欲しいしそれなりの覚悟は持って欲しいなと個人的には思う。


こんな感じでアイドル側で強制力を持って防くことができる問題ではない。

そこで、こういうことが起こったときに嫌な気持ちにならないように、そもそもアイドルに求めるものだったり応援の仕方を見直していきたい。


推しの熱愛、結婚に対してよく思わない喜べないのは、自分が今幸せじゃないからなのではと考える。

自分が幸せで心が満たされていないと他人の幸せなんて喜べるはずがないのだ。


オタクの人生は知らないうちに推しのための人生になっている。

だからこそ、アイドルに対して向いていた矢印を自分に向けて、自分の軸で生きることを意識する。

そして、自分がハッピーになれることを推し活以外で見つける。

そうやって推しとの関係をライトにしていくことで、推しに裏切られたときに「自分はこんなに尽くしてきたのに」と思わなくて済むのではないかと。


まとめると、推しにお金と時間をかけばかけるほど尽くせば尽くすほど依存関係は強くなる。
※しかもそれはオタク側からの一方的な愛でしかない
そして、その分推しに裏切られたときに自分だけ損した気分になり大きなショックを受けてしまう。

いつもアイドルの熱愛や結婚でモヤモヤした気分になる自分「心狭いな」と思ってしまうし、その度に「自分が今幸せな状態じゃないからこう思うんだ」と気付かされる。

そのためにアイドルとの距離感を見直そうと私は試みている。





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