私が自分探しで最初にしたこと
読書感想文の間にちょっとしたエッセイを挟みます
今日のテーマは「私が自分探しで最初にしたこと」について
以前別の記事でちらっとお話ししましたが
私は中学生の頃から「手に職をつけて独立しなければ!」と考えていたので
「やりたいこと」なんて毛ほども考えていませんでした
社会人になって看護師として働いて
25歳の時に衝撃的な出来事があって
将来が見えなくなって
その時に「自分のことがわからない」状態にあることに
初めて気づきました
でもそれまでこれっぽっちも「やりたいこと」を考えてこなかったので
いざ自分のことを考えてみるとなると本当に思い浮かばなかったんです
好きなものでさえも
大切にしていることも
いやいや好きなものくらいわかるでしょ
真剣に考えていないだけでは?という声も聞こえてきそうですが
それまで自分の気持ちをコントロールして
地中深くに埋めて上に分厚い砂をかけたので
簡単には掘り起こせません
そんな中何をしたか
私は「プロフィール手帳」で質問されている項目をノートに書きました
※プロフィール手帳とはなんぞやと思われる方は
Web検索してみてください(わかる方は同世代かな?)
これが意外と秀逸で
プロフィール手帳ってものにもよりますが
最初は名前・住所・血液型など事実としてわかる答えやすいものから
記載していくんです
そこでウォーミングアップ
頭と心が活性化してきたところで
好きな食べ物は?
好きな色は?
自分の好きな項目だったり、得意なことだったり、
大切にしていることを書いていきます
シンプルだけど最初のとっかかりとしては
非常にやりやすい
言語化もできるので考えが整理されて自己認識もしやすい
私は書いて並べた時になんだか少しワクワクしてきて
とりあえず将来はわからないけど
やりたいことやってみようかなと前向きな気持ちになれたんです
全部の項目を埋められなくても大丈夫
今はわからない部分があっても
自分に矢印を向けることでセンサーが働いて
今後少しずつ自分の感覚に反応できるようになってきます
子どもの頃の遊びって侮れない
なんとも深いツールだったんだなと考える
大人の今日この頃でした
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