愚痴は程々にする方が賢く見える

職場とか同僚って仕事のことを一番わかってくれる環境だから、キツいこと辛いこと嫌なこと等吐き出してみると、理解してくれたり共感してくれたり慰めてくれたりする。ここだけの話をしても多分秘密が守られるっていうのもありがたい。
お互いに言うだけじゃなくて、聞き役になりながら仕事のストレスの軽減を図ってるってところもある。自分も時々聴いてもらってスッキリする。


ただ、上司がケアマネ業務について嫌だとか面倒くさいとかを連発すると、この人って自分たちのことも、そういう風に面倒くさいって思ってるのかな~って感じたりする。
人相手の仕事だから自分の思い通りに行かないことはよくある。でも、それが仕事なんだから文句言わないでやったほうが良いんじゃないの?って思うこともある。例えば、10有る内の2つ3つが愚痴になるくらいなら、共感もするけれど7~8つ以上になるとそんな考え方ばっかりしてるから上手くいかないんじゃないの?って感じる。
担当ケースの当事者、ご家族だったり事業所とか病院・行政との意思疎通の不備や関係性みたいな人間関係がほとんどだけど、上手くいかない時や人もあるけれど、そんなに毎回、毎回、支援困難なケースにあたるのか?ってことも思う。

愚痴とか不平不満が多い人は、書類が多すぎるとかプラン変更が面倒、担当者会議は省きたい、住宅改修とか軽度者の書類を作りたくないとか、結局やるしかない仕事についての愚痴も口癖になっている。
それもわからないでもないけれど、その部分の文句が多いのは自分の無能ぶりをさらけ出してるみたいで格好悪い。

自分のレベルが上がればできることが増えるし、同じ事が軽々とできるようになる。同僚のその悪口から、困惑している利用者や事業者の顔を想像してしまうこともある。業務として必要なことは嫌な顔しないでやるほうが良いでしょうよ。

職場での人間関係は、皆大事に考えてるから、思うところがあってもスルー。余程のことが無い限り指摘することはない。ただ、長く親密に接しているので人間性が見えてしまう。油断してはいけない。
時々気を抜いたり、弱みとか手の内を見せ合うことも大事。だけど、手抜きとかやる気のなさだけが露出してしまうと信用をなくすし馬鹿だと思われる。