noteのクリエイターサポート機能でGenkiさんに寄付をさせていただきましたーーCtoC募金の可能性

今日書いたブログの転載です。http://yuruyaka100.blog.jp/archives/2912243.html

熊本震災の支援を、noteのクリエイターサポート機能から寄付するという手段

noteの「クリエイターサポート」機能から、Genkiさんに寄付をさせていただきました。熊本地震で被災された状況を、ツイッターやnoteに投稿されています。

一応、自分も東北震災の被災者なので、体育館にいなければいけないことや食事が限られている状況というのは、大変さが身に染みてわかります。ライフラインはある程度無事の様子なので、そこは安心できますね。やっぱりライフライン、特に水が大切になります。

現在、まだ自衛隊などのプロに任せるフェーズなんだろうなと思います。素人は手を出さないほうがいい段階だなぁと。報道陣が支援物資なしに現地に行って、批判されていましたね。そんなわけで、現時点でできることとして「個人宛てに募金を送る」という手段をとりました。

昨日、Gacktさんがゲリラライブを開催し、売り上げを全額寄付するというニュースを見ました。ツイッターでファンの方が動画をアップしているのを見て、「すごいな、さすがだな!」と思いました。ネイルアートも声のコンディションもバッチリ。「これが高額所得者のお金の使い方なんだなぁ」と感動しました(笑)。

以前、noteのクリエイターサポート機能から、phaさんにサポートをさせていただいています。手順は過去記事をご覧くださいませ

CtoC募金が流行るといいな

これは手段の好みだと思うのですが、こういう場合は募金団体に寄付することが一般的だと思います。もちろん、募金団体がまとめて一定の額を集め、建物やインフラを整備するのに使ってもらったほうが、「全体的な市民の生活」は元に戻る時間が早まるでしょう。

が、個人的に私は「その次のフェーズ」を意識しました。街が元に戻って、そのあと、個人消費が必要になるフェーズがきますよね。壊れた家具やお皿を買い替えたり、ペットのケアをしたり……。

個人的に、そのときに使ってもらえればと思い、今回noteのクリエイターサポート機能からの支援という手段をとりました。

現在地震の影響を受けている地域が早く元に戻ってほしいという気持ちももちろんありますし、それ以上に「そこに住んでいる人たちが幸せでいてほしい」という考えを持っています。募金団体→地域全体に配分、という流れでももちろんいいのですが、今回は「そこに住んでいる個人に宛てて、一人ひとりが募金してもいいんじゃないかな」という考えで個人宛てにしています。

たぶん、個人宛ての募金が現在あまり一般的でないのは「孤立している人がいた場合に届かない」リスクがあるからだと思います。もし、募金形態が募金団体ではなく個人宛てにのみ受け付ける、という形態だったら、届かない人が出てくる可能性がありますよね。全体をカバーするという点で募金団体は効率がいいです。

ただ、全体ばかり見すぎという気がするのも事実です。個人個人の背景があるでしょうから、誰にでも同じような支援方法が共通しているのはインフラ整備までだと思います。ペットのケアが必要な人もいれば、子供の服を買わなければいけない人もいるでしょうし、手間暇をかけたガーデニングの復帰を優先したい……という人もいるはずです。

まとまった額の募金をインフラ整備に使ってから、そのあと家の中を片づけるのは個人の領域になってくるはず。個人的に、ここで使えるお金を増やして個人消費を高めたほうが、結果的に経済の活性化につながっていくと考えています。人それぞれ違う、一人一人が優先したいものを支えるのが「個人宛ての募金」だと思います。

おそらく、これからは「個人宛て募金」が流行ると考えています!(笑) まとまった額を集めてもそれが全額使われないで集めた人の懐に入るという現象は、団体が集めている限り出てくるものでしょう。それを解消するのが「個人宛て募金」です。

そもそも最初から一人の人に宛てて「自由に使ってください」なら、中抜きも起きませんよね。「全体的に配分される募金+個人宛ての募金」という構造なら、使える額はかなりまとまったものになるはずです。

そろそろ、こういう方法が一般的であることが「常識」になっていい時代だと思います。どっちみち地震が起きる地形なのですから、耐震技術の発展とともに復帰手段も洗練されていくことを望みます。

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Genkiさん、メッセージありがとうございます!

noteはクラウドファンディングにも使われているので、募金にも使えるなと思った次第です(^^)

このノートをご覧になった方が、Genkiさんや現在熊本にいる方に向けて、「クリエイターサポート」というかたちで、寄付や募金をするきっかけになれば幸いです。

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