見出し画像

【ゆるてつメモ】2024.05.08「人との関係のなかで、コストパフォーマンスが良い、悪いって評価はどんな所から生まれるのか?評価する時に基準としているものがあるのか?」(byゆーへー)

【問出し】

①コストが大きい
 (時間と心理的負担と仮定しています)と
 思う人との距離を取ることは正しいのか

②人間関係とコスパを感じる場面はどんなとき?

③合う合わないだけで付き合いますか?
 合わない人とも付き合えますか?

④相手にパフォーマンスを求めることで、
 逆に自分も相手にパフォーマンスを
 与えなければならないと感じて
 ストレス(コスト)になることはある?
 そもそも人間関係のパフォーマンスって何?

⑤人との関係のなかで、
 コストパフォーマンスが良い、悪いって評価は
 どんな所から生まれるのか?
 評価する時に基準としているものがあるのか?

【哲学対話】

・そもそも人間関係をコスパで考えるのは
 良くない気がするけど、よくよく考えると
 コスパで考えているかも。
(例:初対面の人との方がコストが大きい)

・時間、お金、気(持ち)など、
 「遣うもの」がコスト?
 「自分に得がある」がパフォーマンス?

・「人間関係」ではなく「利害関係」だと
 わかりやすい。人間関係だと難しい。
 評価軸が人によってバラバラな気がする。

・コストもパフォーマンスも、
 どんな相手でも変わらないのではないか?

・自分のためか、自分以外のためか、によって
 コストとパフォーマンスの評価が違うと思う。
 自分のためなら、
 コストかつパフォーマンスで分かりやすい。
 自分以外のためだと、
 コスパが悪いと感じやすい?

・人と人とが関係を持つこと自体が
 メリット(パフォーマンス?)かもしれない。
 関係を持つこと自体が快感なのではないか。

・人によって、
 「見返りを求めている量」が違う。
 仲が良いほど求めない。
 あまり得意じゃない人には
 見返りを求めている

・コスパは「見返り」という考えと
 セットな気がする。
 【短時間】でのコスパに人は着目する。
 短期間であれば、
 人間関係でそこまでのコストは
 かけられないのではないか。

・常連さんにはコスト度外視になる。
 その後の関係性のため。
 「見返りいらないからやらせてよ」
=「私と関係してくれているだけで十分よ」

・自分の価値観を
 無意識に肯定してくれる相手
=フィーリングが合う相手?
 その相手からのパフォーマンスとして
 自己肯定感があがる。

・コストにも、投資と浪費と消費がある?
 それとは別に、「プレゼント」という
 コストがあるかもしれない。
 (コスト度外視)

・出産から先の子育てすべて、
 コスト度外視のプレゼントだと思った。
 子どもが生まれてきてくれた時点で、
 全て回収できている感覚。

・フィーリングが合っても、
 長期にわたることで
 合わないところも出てくる。

・長く付き合うことで難しさが生まれ、
 よりコスパを考えるようになることもある。
 だけど、関係が長期にわたると、
 フィーリングが合わなくても
 コスパを考えなくなると思う。

・コストが発生しない人間関係、
 コスパを感じない人間関係が理想。
 でも「この関係性に時間やお金かける?」
 という気持ちが生まれたりもする。

Q人間関係をコスパで考えたいですか?

・コスパで考えたくないけど、
 コスパで考えてしまう状況はある気がする。
 どの人との関係性を重視するか、
 関係する人の優先順位をつけている、
 ということは
 コスパを考えていることとも言えそう?

・人間関係において、
 コストを考え始めたときに、
 その関係性は終わってしまうのではないか。
 キレイごとだけど、
 「人間関係はコスパじゃないよなー」
 としみじみ感じた。

・人間関係の中で自然と優先順位をつけている。
 その順位が高いほど、
 自分の「土台部分」を
 多く支えてくれている感覚がある。
 「自分の土台を作ってくれている」時点で、
 私にとってはパフォーマンスが感じられる。

・長年付き合ったあとで別れることは
 「無駄だった」のか?
 そういう風に感じてしまったら
 人間関係は破綻すると思う。

・二つ以上のものを比較して選ぶときに、
 コスパという言葉が使われる?
 人間関係:基本的には相対評価ではなく、
 「この人と一緒にいていいのかどうか」
 という絶対評価で成り立っている。
 育児がコストを考えないのは、
 相手を唯一無二の存在として
 絶対評価しているから?

・「誰かとこの休み、遊んでもいいのか?」
 はコスパで評価できる。
 (割けるリソース:体力など)

・人間関係も、
 仕事とプライベートで別れると思う。
 仕事はコスパを考えがち。
 プライベートはコスパであまり考えない。

・プライベートでも、昔と比べると、
 人とつながる機会が増えてしまった。
 いろんな人から声をかけられたときに、
 どの相手を優先するかを
 考えることが増えてきた。
 学生の時はほとんどコスパは
 考えていなかったと思う。
 リソースが増えることでも、
 選択肢が増え、コスパを意識せざるを
 得ないことになる?

・昔と今でコスパの感じ方が違う。
 昔の方が
「自分が何かを差し出せるだろうか?」
 という気持ち。
「自分がコスパ悪いと思われないように」
 と気配りしていた。

・今、コスパ、という言葉を多く聞くのは、
 社会全体が貧しくなって、
 お金というリソースがより一層
 限られているから、
 ということもありそう。

・プレゼントが重荷になることがある。
 それは、感情が関わるために難しい。
 コスパで考えるほうが
 わかりやすいと思う。
 「コスパ」=お金と対価
 「人間関係」
  =感情が入るから
   コストの評価が難しくなる
 例)結婚式のご祝儀:大体の相場がある
   →どれだけの気持ちなのか、
    分かりにくいから。

・プレゼントをもらったときに
 重荷に感じない
 → 人にも頻繁にプレゼントしてしまう。

・人との関係性の選択肢が多い 
 → いっぱいあり過ぎて
   どうしたらいいか分かんない。
 → 自分のお財布と相談 
   = コスパ

【感想】

・いろんな話ができたし、話せたしで
 すごく楽しかった。

・人間関係には
 コスパは存在しないと考えている。
 自分の好きな人には
 どれだけコストをかけても、
 コストにならない。
 コストをかけられる相手が、
 自分は10・0で別れる。
 コストはかければかけるほど、
 パフォーマンスがどうでもよくなると思う。
 自分のコストのかけ方は、
 グラフで書くと台形になると思う。

・仕事なら利害関係だから、
 コスパがわかりやすいと思った。

・自分がどういうパフォーマンスを
 発揮できるかをよく考えている。
 「プレゼント」という言葉を
 みなさんに使ってもらえて、
 パフォーマンスの手ごたえを感じた。

・リソースに上限があるときに
 を考えてしまうのかなと思った。
 リソースを増やすことで、
 コスパを考えずに
 人と付き合えるようになりたい。

・コスパを度外視するかしないかで、
 人間関係を考えていきたい。

・皆さんの話を聞くほど
 めちゃくちゃ楽しかったし、
 わからなくなってモヤモヤした。

・これまでの日々では、
 無意識でコスパを考えていた
 かもしれないと思った。
 人間関係の奥深さを感じられた。

・私もプレゼントをあげるけど、
 もらうのは苦手。
 人の心は見えないので難しい。

・人間関係で大事にしたいことは、
 お互いの違いを面白がれることだと、
 思い出せた。
 自分が突き詰めて考えたことを、
 他者と意見交換したいと思った。

・「コスパ」という言葉はよそよそしいし、
 人間関係を冷たく感じさせる言葉だけど、
 この言葉だからこそ踏み込める部分もあった。
(人間関係は綺麗ごとばかりで守らないと
 壊れてしまいかねない儚いもの。)

・「プレゼント」でも、
 相手からの見返りの期待が
 透けて見えるものは苦手 
 見返りを求められない(感じない)ものは
 素直に喜ぶことができる。
例)男性に食事をおごってもらう、
  お酒の場で居合わせたおじさんが
  こちらの席の分まで払ってくれる、など。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?