【神戸電鉄】2022年10月 神鉄トレインフェスティバル その3 “修繕工事後の旧デ101号車”
2022/10/16開催の “神鉄トレインフェスティバル2022” の様子を、
前回に引き続き書いていきたいと思います。
前回の記事はこちら。
⇒【神戸電鉄】2022年10月 神鉄トレフェス その2 “元1101 移動倉庫”
移動倉庫となった元1101号車の奥に留置されていたのがこちらの車両。
デ101形 旧デ101号車。
開業翌年の1929年にデビューした101号車は1971年まで活躍し、
引退後も鈴蘭台車庫の入替車として使用されていました。
しかし、2016/2/24に後継のTRD-025-U-1067バッテリー式入換車が竣工。
これにより旧デ101号車は入替車としての役目を終えることになりました。
こちらは引退間近、2015/10/4当時の旧デ101号車の姿です。
ご覧の通り、老朽化がかなり進んでいたため、
バッテリー式入換車導入後、廃車・解体することが決まっていました。
しかし、“神有電車” 時代の貴重な車両ということもあり、
社内外から保存を求める声が出て、ひとまず車両の解体は免れました。
2019年、鉄道ファン有志による修繕・補修プロジェクトが発足し、
2019/9/27~11/28にクラウドファンディングが実施されました。
目標150万円に対し、約2ヶ月間で約370万円の寄付金が集まり、
2021/2/10〜3/5に修繕・補修工事が実施されました。
この修繕・補修工事により、
大規模更新工事が実施された1983年3月当時の姿に復元されました。
客用扉と側窓の一部が塞がれていますが、
これは1983年の大規模更新工事によるもの。
今回の修繕工事で、外板補修・全面塗装・台枠下面補修・屋根上機器塗装・
屋根全面ローン補修・ベンチレータ1個新製などが実施されたそうです。
検車庫ならではの企画!
床下をくぐり抜けることが出来ました。
2016年3月末で廃車・解体予定だった旧デ101号車ですが、
2021年3月の修繕・補修工事で、1983年頃の姿に見事よみがえりました。
電気系統・ブレーキ系統の劣化により動態保存は叶いませんでしたが、
キレイな姿を見ることができて良かったです。
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