子どもの【性教育】

今日は、私が属してる地域の団体の打ち合わせがあり、参加してきました。

来年度の年間計画案についての意見交換がテーマ。

ママ自身が自己啓発のためにやりたいこと。

ママが子どものために、知りたいこと。

内部研修。

◎場づくり運営について学びたい。
◎子どもの金銭教育について学びたい。
◎コミュニケーション術を知りたい。
◎食育
◎性教育…

などなど、沢山の意見が出ました!

その中で、ひときわ盛り上がったのが、

【性教育】

いざ、正しいことを教えるべきタイミングが来ても、

なーなーと過ぎてしまったり、

なんとなくオブラートに包んで説明してしまったり…

そんなことがありがちな【性】の話。

ママやパパだって、通ってきた道なのに、
いざ、わが子に教えようとすると

意外と難しいのが現実。

今はネットで知りたいことはすぐ検索できちゃうし、

テレビからも、
近くに年上のお兄さん、お姉さんがいれば

色んな情報も入ってきます。

でも、その情報、

全て『正しい』と思いますか?

その情報が真実かどうか、子ども自身で判断できますか?

わが子を可愛いと思うなら、

その親が少し手助けをしてあげたいですよね!

『子ども』という生き物は
ひとたび興味が沸けば、納得して分かるまで、
追及し続けます。

親がオブラートに包んで説明したところで
子どもは曖昧で分からなければ、分からないほど、
気になって仕方ない。

なんとかして、隠れて他で調べようとしたり、
いらん情報を鵜呑みにしてしまったり。

それも、経験しながら、という意味では、あり、かも知れません。

学校などでは、よく『いのちの教育』として、

女性の体はこうで、
男性とは違う場所があって、

精子というものがあって、
卵子というものがあって、

それが出会い、こうやって赤ちゃんが産まれる…

というような講義はします。

4年生くらいの宿泊学級の前かなんかに。

学校は、ここまでしか教えてくれません。

というか、教えられないのかと、私は思いますが。

でも、実際、保護者として、
子どもたちを見ていると、

子どもたちが興味持っているのは、

意外と別の部分だったりすることがあります。

以前、小学3年生の娘から聞かれたこと。

『付き合うって、チューすることなんでしょ?』

『付き合ったら、男が彼氏で、女が彼女になって、イチャイチャするんでしょ?』

これは、衝撃的でしたね💧

【付き合う=キス】
【付き合う=イチャイチャする】

私たちは、実際、そんなことが目的で男女交際をしてきましたか?

付き合えば、その過程でそのようなことはありますが、

まずは心の通い合いを楽しんだり、
お互いを認めあったり、思いやったり…

居心地を楽しんだり。

性差を意識しつつ、心のより処を求め合いながら、
男女交際を楽しんできたと思っています。

なんか…大事なこと、抜けてない?

学校で赤ちゃんが産まれるなれそめは充分教えてもらうと思うので、

家庭では、

人間らしい、心地よい男女のコミュニケーションとは何たるかを
教えてあげたいな、と思っています。

いやらしく語る必要はなく、

大好きになれば、触りたくなるし、
それが相手も心地よければ、それは幸せなこと。

大好きでも、相手が嫌がるに、一方的になんでもかんでも触っていいわけではなく、
お互いを思いやって、
二人が心地よい形で愛を交換できれば、
最高のお付き合いができますよね。

それは、
ママが子どもをぎゅーって抱き締めたくなる感覚と一緒。

『小さな頃から、家族から、
心地よい肌と肌の触れ合いを過ごしていると、
むやみやたらに自分の体を触らせたりしない子になる』

と言います。

愛がある、心地よい肌と肌の触れ合いとは、どんなものか?

それを家族から学ぶんでしょうね…

逆に、幼い頃にそのような触れ合いをしてこなかった子は、

間違った触れ合いを求めるようになる可能性があるそうです。

『好きではない人に体を許してしまう』

『自分のことを触ってくれる人は、誰でも私に愛を与えてくれる』

歪んだ愛を求める傾向があるそうです。

怖いですよね(泣)

わが子も4月から小学4年生。10歳です。

心も体も変わりはじめる時期に入り、

多感な時期でもあります。

3年生の今の時点で、
結構、『性』は意識し始めています。

色んな『愛』のカタチがあるので、

どの情報や知識を自分のものとするかは、子どもに任せますが、

人生の先輩として
基本的な、正しいと思う『性』や『愛』のカタチを

娘とじっくり話す機会が近づいてきたなあ、と思っています。

デリケートな部分なんだけど、
ちゃんと向き合いたい。

『ママは、こう思うよ』
『ママは、こうされて嬉しかったよ』的なニュアンスで、
娘とお話できたら、最高だなあ!

☆今日もお読みくださり、ありがとうございました(^ー^)☆

※参考文献
女の子の育て方~「愛され力」+「自立力」=「幸福力」。
0~15歳児の親が必ずしておくべきこと。~
諸富 祥彦