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夢の先には

 人の夢の内容を聞くほどつまらないものはない、というが、今朝気になる夢を見たのでここで書かせてほしい。

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 今朝見た夢は、思い返せば2ヶ月ぐらい前に見た夢の続きだった。

 2ヶ月前の夢ー。わたしはある社会人サークルに入ろうかどうか悩んでいて、体験申し込みをした。その社会人サークルはただみんなでわいわい集まってご飯食べにいきましょうとか、旅行にいきましょうとか、そんなゆるい感じのサークルで、周りに家族も誰もいなくて、たった一人でこの土地で一人暮らしをしているわたし(なんか夢のなかではそういう設定になっている)は、こういうサークルに入るのもいいなと思い、体験申込みをしたのだった。その日はたまたま陶芸体験をして、わたしは湯呑みをつくった。皆それぞれのものをわいわい作って、楽しかったなあ…というところで夢は終わった。

 そして今日見た夢ー。わたしはひとり、体育館のようなところで目覚めるところから始まった。避難所のようなところで周りに大勢集まっていて、家族や夫婦、思い思いに過ごしている。ただわたしには近くに家族や頼れるひとがいないのでひとりだった。わたしが布団をたたんで身支度をしていると、2人の女性に声をかけられた。

「以前サークルに来ていただきましたよね?」

「ああ、あの時の…!!」

わたしはまだサークルに入るか悩んでいて、そのままになっていた。

「あのあと陶芸の作品、届きました?」とわたしが聞くと、

「届きましたよ、ほら、この通り」と1人の女性は言った。

女性はたまたまその作品をもっており、見せてもらった。長い鼻が特徴的な天狗のお面だった。
天狗といえば神話にでてくる怖いイメージがあったが、その天狗は…かわいい。ゆるい感じの天狗でとてもかわいいのだ。

思わず「かわいいですね」とわたしは言っていた。

女性は照れたように笑って、「てへへ」と天狗同様かわいい仕草をした。

「これからご飯をみんなで食べにいくんですが、いかがですか」

うーん、ひとりで不安だったし、用事もないし、まぁいいかなあと思い、「はい」と答え、外に出たらすでにたくさんの人がいた。

若い子が多い気がする。キラキラしていて、楽しそうだった。わたしはその列の1番後ろで彼らのあとについていった。

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以上だった。文字にするとうまく伝わらないのだけど、本当に「なんだろう、この感じ…」という夢だった。ふわふわとした感覚が今ものこっている。

2ヵ月前に見た夢の続きを見るのは初めてだった。夢って不思議だ。夢占いが好きで、何か気になる夢があればすぐに調べてしまうのだけど、
今回は天狗が気になったので調べたところ、やはり気になる内容が書かれていた。節目、転機、再生…一般的には凶夢とされているけれども、そのあとに幸運が待っているという意味もあるという。

実は最近、こっそり陶芸教室に通い始めた。この夢とは関係なく、家と職場以外のところでコミュニティーがほしくて、家から10分ぐらいのところで教室を見つけた。陶芸は学生時代からずっとやりたかった習い事だったから近場で見つかってラッキーと思った。2週間に1回ぐらいのペースで、まだまだ先生にやってもらってばかりだけど息抜きになっている。

これは何かの予兆なのか。この夢の続きをわたしはまた見ることになるのだろうか。今度はどんな夢なのだろう。

そして来年は一体どんな年になるのだろうー。

令和元年が終わろうとしているこの師走、来年の各占いの運勢を読みながら、ぼんやりと令和2年について考えている。

ありがとうございます。文章書きつづけます。