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遊びのネタに困ったら鉄道に乗ればいいのだ


春休みの最終日、ぶらりと鉄旅に。
近鉄 大和西大寺駅はたくさんの路線が集まる場所で多くの鉄道が行き来する。

此処を最終目的地にして、奈良にある「ファミリー公園」で走っているミニトレインに乗りにいくことにした。

私は行きあたりばったりというよりは、割と緻密に計画を立てるほうだが、その日は余裕もあったし、長男に任せておくかーという感じで出発した。
(実のところ、私のスマホのバッテリーが終日持たなくなっていて、できる限り省エネで行こうと思っていたのである 笑)

さて、急行電車に乗って出発してから大和西大寺で降りて普通電車に乗り換えることに。

「ん?どの電車に乗り換えるのだ?」

珍しく長男が戸惑っている。
全ての鉄道が好き!と豪語する長男ではあるが、最寄りはJRということもあって、鉄道の知識もJRの方が蓄積されてるように思うが、さてどの線の普通電車に乗る?

時刻表の路線図を眺めることしばし。
隣のホームに移動して「あれ?やっぱり違うなぁ。」と長男と顔を見合わせていたら、元々居たホームに何やら見覚えのある電車が入ってきた。

「おーっ!
しまかぜーーーーーーーーー!!!」(だいぶ絶叫)

やばい、戻れー!!


「待ってー!」と叫ぶ次男も放って、猛烈な勢いでふたりで隣のホームに駆けあがった。

今まで幾度となく線路を走り抜けていく「しまかぜ」をみた事はあったけれど、ホームに止まっているしまかぜを見たのは初めて。

私もかれこれ7年ほど子供たちの鉄オタに付き合っているので、その辺の人よりは鉄道の知識もついた(と思う)。
子供たちの興奮は、私の興奮でもある。


いやぁー!かっこいい。
間近で見るとほんとにカッコいいし、乗りたくなる。

出発するしまかぜ見送って、さて我々も目的地を目指そう!

結局のところ、降り立ったホームの同じ線の普通電車に乗ればいいと言うことが分かって、次の普通電車に乗った。
もし、スムースに目的地に向かっていたら出会わなかった「しまかぜ」

「りーくん(長男)、またもや鉄道の神様が来てくれたなー。」と私。

うちの息子たちが電車を見に行ったり、乗りに行ったりするたびに、ちょっと特別な電車に偶然遭遇することが多いので、私は彼らには鉄道の神様がついていると思っている。
ま、それぐらい鉄道を見たり乗ったりしてる機会も多いのだけど、思ったもん勝ちなので、そういうことになってる。

「ほんまやでー。りーくんにミスをさせて、しまかぜに会わせるなんてなー。鉄道の神様はやっぱりスゴイな!!いつもりーくんたちについてきてくれるんやな!」と長男。

幸せな人たちである 笑

ファミリー公園でのミニトレインの話はまた後日✨


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