見出し画像

自己肯定感だけじゃダメ?本当に強い子を育てたいあなたに

どうもガクせんです。

子どもの「自己肯定感」を育てよう!
全ての土台は「自己肯定感」だ!

と教育界では、ますます自己肯定感に注目が集まっています。


高度経済成長を終え、豊かになったはずの日本なのに、自殺者が後を絶たないという現実・・・。

そう、ようやく日本は、物質的な豊かさでは幸福になれないと気づき、心の豊かさを求めるようになったのです。

ボクもこの傾向には大いに賛成です。今もこの「自己肯定感」を育てられるように子どもと関わっています。

もし、自己肯定感を詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓


しかし、そんな大注目の「自己肯定感」にも弱点があります。

それは

自己肯定感は上がり下がりする

ということです。

そう、自己肯定感を身につけたからといってアイアンマンのように鋼の鎧をまとい、完全無欠の人間になれるわけではないのです。

つまり、失敗したり、嫌なことがあったりしたらしっかりと落ち込むのですね。

まぁ個人的には、人間らしくてそっちの方が好きですけど。

「だったら落ち込んだ時の対処法もしっかりと知っておいた方がいいよね」というのが今のボクの考えです。


そこで登場するのが、これも今大注目の

セルフ・コンパッション!

です。


「ん?セルフ・コンパッション?」「横文字やめてや!」と思った方も多いと思いますので、簡単に説明すると

セルフ=自分
コンパッション=思いやり
セルフ・コンパッション=自分への思いやり

です。

つまり、落ち込んだり、苦しんだりした自分を、親友のごとく優しく包み込む力なのです。

例えば、人は、親友が失敗して落ち込んでいた時には、「辛かったよね」「きっと次は上手くいくよ」と寄り添ってあげられるのに、自分が失敗した時には「なんであんな失敗したんだよ!」「なんてダメなやつなんだ!」と悪魔のようにボロカス言っちゃいます。

まさに、ボク自身がそうでした・・・。

ボクは、昔からそこそこ自己肯定感はあったものの、まぁ失敗すると落ち込むこと落ち込むこと・・・。地中に体がめり込むくらい落ち込んでました。くよくよと同じ失敗を地の果てまで引きずっていました・・・。

しかし、セルフ・コンパッションに出会ってからボクは変わることができました。

ボクが感じた効果トップ3は↓

・落ち込む度合いが軽くなった。
・立ち直りが早くなった。
・失敗への恐怖心が和らいだ。

そう!自己肯定感というにセルフ・コンパッションというを手にすることができたボクは格段にメンタルが強くなったのでした!

一本目の矢(落ち込む出来事)は避けられないけれど、二本目の矢(自分を責める言動)は避けることができるようになったという感じです。

また、セルフ・コンパッションの力が向上すると、そんな自分が好きになり「自己肯定感」もアップするという嬉しすぎるおまけ付き!

そんな経験をしたボクだからこそ、子どもにも自己肯定感だけではなく、セルフ・コンパッションも身につけさせてあげたいと思うわけです。


「ただ、セルフ・コンパッション(自分への思いやり)ってどうやって子どもに身につけさせたらいいの?」と思いますよね。

まぁまずは、親自身がセルフ・コンパッションを学び、実践してみるのが一番なのですが、忙しい毎日を送るあなたに2つだけ「今すぐ子どもに伝えられるオススメセルフコンパッションスキル」をお伝えしたいと思います。

ー 1つ目「魔法の石」ー

「うわ!魔法の石とかうさんくさ!」「高い石でも買わされるんちゃう!」とページを閉じようとしているあなた!まだ待ってください。

これは、またまた今はやりのマインドフルネスの効果を利用したスキルです。

簡単に説明すると、落ち込んだ時など心が苦しい時に、あるものに(ここでは石)に一点集中するのです。

色、質感、形などなど石をよーく観察します。「この石はどうやってできたのだろう?」と思いを巡らせることも効果的です。

そう、何かに一点集中する状態を作り出し、悩みで渦巻く頭の中の思考(反芻思考)を遮断するのです。注意訓練ともいいます。

なので、必ず石でなくても構いません。(ただ石はいびつなので観察するには適しているといえます)

子どもに、「何か悩んだ時は、この腕輪をよ〜く観察しなさい。きっと悩みを吹き飛ばしてくれるから」といつでも身につけられる腕輪をプレゼントするのもいいですね。

ボクは、反芻思考に陥りそうな時は、常時つけている指輪を観察するようにしています。


ー 二つ目「思いやりのある友達」 ー

「セルフなのに友達?」と思われた方もいるでしょう。そう、自分の頭の中にコンパッション(思いやり)に溢れた友達を作り出すのです。セルフで!

その友達は、実際に出会った優しい人でもいいですし、想像上の人物でも構いません。

そして、その友達に悩みを聞いてもらったり、声をかけてもらったりするということです。そう、会話をしていくのです。

なんだか、スピリチュアルな感じで抵抗がある方もいるかもしれませんが、これも「他者視点」「客観性」を生み出すのに有効であり、脳科学的にも理にかなっている手法なのです。

ボク自身もこの「思いやりのある友達」は多様しています。

落ち込むと頭の中にGyuさん(ボクがブログを開設するにあたって考えたオリジナルキャラクター)が登場し、関西弁で色々とツッコンでくれたり、励ましてくれたりします。時にはめっちゃいいアドバイスもくれます。

tushioda様ヘッダーのコピー

Gyuさん↑
Gyuさんが登場するブログはこちら↓

娘(現在小2)にも、この話を教えたら「ママと喧嘩した後に、無一郎(鬼滅の刃にでてくるキャラクター )と話をしてスッキリした」と言っていました^ ^

大人にも是非試していただきたいおすすめスキルです。


まとめ

自己肯定感と一緒に育んでいきたいセルフ・コンパッションについて解説してきましたがいかがだったでしょうか?

セルフ・コンパッションは奥が深くてまだまだボク自身も勉強中なのですが、とても大きな可能性を感じています。

世界的にみても、神経質的傾向の強い日本人には欠かせないスキルだと思います。

もしご興味のある方は一度学んでみることをオススメします。

YouTubeでもわかりやすい解説動画がたくさんでていますので要チェックです^ ^


以上、ガクせんでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

良い一日を!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?