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曼荼羅(マンダラ)の力

マンダラは、古代から続く神聖な芸術形態で、瞑想や自己探求のツールとして広く用いられてきました。初めてマンダラに触れる方でも、楽しみながらその魅力を体験することができます。初めての人でもマンダラを楽しむことができそうなことを紹介していきたいと思います!
(この夏!いざ、マンダラの世界へ!)


マンダラって何?

マンダラは、サンスクリット語で「円」を意味し、古代インドに起源を持つシンボルです。マンダラの歴史は非常に古く、そのルーツはヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教などの宗教的伝統にまで遡ります。
歴史については簡単にまとめますが、地域や様々な宗教で使われているものだったということです!

また、基本的なマンダラは中心から放射状に広がるパターンが特徴です。仏教やヒンドゥー教の伝統では、宇宙や精神世界を表現するために用いられますが、現代では自己表現やリラクゼーションの手段としても親しまれています。

現代で、自己表現等で使われるようになったのはユングの影響が大きいとされています!
20世紀にスイスの心理学者カール・グスタフ・ユングがマンダラを心理療法に取り入れました。ユングはマンダラを「無意識の自己の象徴」として捉え、患者が自己の内面と向き合う手段として用いたそうです!

マンダラの楽しみ方

最初はシンプルなデザインで楽しむといいようです!
コンパスを使っていくつか円を描き、均等に配置します。次に、円の中に幾何学模様や自然のモチーフ(葉、星、花など)を取り入れていきます。最後に、色を塗るという流れになります。色はカラフルにすることがポイントです!
どうですか?簡単そうですよね?

ただ、いきなり、描くのは難しいという方もいると思います!
そんな方には、マンダラのデザインを塗り絵として楽しむ「マンダラ・カラーリングブック」というものもあります。こちらから楽しんでみてもいいかもしれません!

マンダラの良さ

マンダラを描くことで瞑想的な体験としても楽しめます。下記の方法で心を落ち着けながら描いてみるといいと思います!

静かな場所で描く: リラックスできる場所で、静かに描くことを心がけます。

深呼吸をする: 始める前に深呼吸をして心を落ち着けます。

集中する: 描くことに集中し、他のことを考えずにマンダラに没頭します。

自分なりのマンダラを作り上げることで、心の平穏や創造性を高めることができます!


マンダラは、古代から現代に至るまで、様々な文化や宗教の中で重要な役割を果たしてきました。ヒンドゥー教や仏教、ジャイナ教の宗教儀式から、ユング心理学や現代のアートセラピーまで、その用途は多岐にわたります。ぜひ、今からでも楽しみながら、マンダラの奥深い世界を探求してみてはいかがでしょうか。

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