まつき まゆか

食と健康を探究していたら、農と里山暮らしに辿り着きました。土地に根ざし、自然とともに日…

まつき まゆか

食と健康を探究していたら、農と里山暮らしに辿り着きました。土地に根ざし、自然とともに日々暮らしています。「手放し、軽やかに生きる」が最近のテーマ。0歳男児の母。#耶馬溪

最近の記事

時間と労力を「節約」した先にあるものって?

先日、ひょんなことから、鰹節削り器とたくさんの鰹節が我が家にやってきた。 ここ数年憧れていた、削り立ての鰹節で出汁をとる暮らし。 パック入りの削り節を使うのに比べると、ちょっぴり手間はかかるけれど、削る感覚や音、香りに向き合うのは、なかなか豊かなひとときだ。とある日の夫は、「無性に鰹節を削りたくなって」と、その日使う分以上に削り続けていた。 そんなこんなで、晩ごはんのお味噌汁用の鰹節を削りながら、ふと思ったことがある。 現代は、薪を焚べてかまどで調理する必要もなければ、

    • わたしを表す言葉が生まれた。

      先日、約4年ぶりにnoteを書き上げた。 本当は誕生日(6月8日)に合わせて何かひとつ投稿しようとしていたのだが、いざ書こうとすると、プロフィールの文章が4年前のままになっていることが気になってしまい、まずはそちらのアップデートからはじめることに。(いきなり寄り道。) 家事や育児の合間に、書いては消し、書いては消し……。すっかり夜になって、もうすぐ日付も変わってしまうころ、今の自分とこれまでの自分を、過不足なく表していると心から思える言葉が生まれた。 特に一文目には、こ

      • 山の上から「やっほー」と叫ぶ気持ちで書いてみる。

        久しぶりの投稿は、一見「?」なタイトルからはじめることにした。 「山の上から『やっほー』と叫ぶ気持ち」というのは、とある人の、SNSで投稿するときの心持ちなんだとか。 「誰かが聞いているのか、聞いていないのか分からないけれど、とりあえず自分の声をぽーんっと出してみる」といった感じのことが書かれていた気がする。印象的なことばだったのに、細かいニュアンスは忘れた。保存かいいねでもしていたらよかったのに、どうやらしていなかったようだ。 軽やかさを、馴染ませるnote投稿したい

        • 親と進路とわたしの気持ちと。

          ここのところ、親と進路のことでもめていてもやもやがとまらない、というおはなしです。 まさかこんなに進路で悩むとは。 しかも、親のことで。 ちっとも楽しい話ではないことを先におことわりしておきますね。 5月に、ご縁のあったとある町の地域おこし協力隊の採用が決まりました。 両親は進路に関して「思ったごとしんしゃい(= 思ったようにしなさい)」と口では言っているけれど、わたしが地域おこし協力隊として働くことに対して快く思っていないご様子。 「大学を出ていなければできないの

        時間と労力を「節約」した先にあるものって?

          眠れない夜に思うこと。

          はやく寝たほうがいいのは分かっているけれど、 なんだか心がざわざわして眠れない。 なんでだろう。 思い当たることは、これからのこと。 特に、大学卒業後のこと。 未来のことを考えて、 あれこれ思い悩んでも、 いいことないのは分かってる。 他者がどうであれ、 自分の思うように前に進めばいいことも、 何度だって聞いた。 いまの選択でこれからのすべてが決まるわけではないことも、 ひとつひとつがどこかでつながるから なにひとつ無駄なことはないことも、 頭では分かってる。 朝

          眠れない夜に思うこと。

          まずは、はじめるところから。

          書こうとすると 「いま書ける、いちばんいいものを」と思って、 肩がこわばる。 力が入る。 そして、手が進まなくなる。 それならば、 無理して言葉にしなくても良いのかもしれない。 でも、 書きためられた言葉に、 積み重ねられた言葉に、 魅力を感じる。 そんな言葉たちに、 「素敵だなあ」と思うのと同時に、 自分にはそれがないことに、 悲しいような、悔しいような気持ちや、 焦燥感を覚える。 それはきっと、 考えたことや、感じたこと、思ったことを、 言葉で表現したいという思い

          まずは、はじめるところから。