見出し画像

創価大学在学中に"うつ"になりました/今は元気だよ♪

創価学会員 5世 未活動のゆるめです😊
なかなか、文字に思いを乗せられず、記事を書けませんでした。

本当は、スピリチュアルと宗教について書くつもりでしたが
まとめるのが難しいので、もう少し頭の中で整理ができてからにします。

今回は、うつについて語らせていただきます♪

創価学会員にも、心療内科・精神科にかかっている人は多い

私自身もそうでしたが、創価大学時代の友人にも心療内科・精神科にかかってる人は結構いました。

その背景は、人それぞれです。原因・傾向も多様です。
ここでは、創価学会員という視点からのみ、私が感じたことを残しておきたいと思いました。

宗教は先に答えがある

創価学会を真面目に信仰している人ほど、
「池田先生が仰っているようにしなければ」
「御書にも『教主釈尊の出世の本懐は、人の振る舞いにて候いけるぞ』とあるし、創価を背負ってる人間としてちゃんとしなければ」
という思いが強い人が多いと感じています。



人の振る舞い
仏法は、「人間としての勝利」を教えた宗教です。
日蓮大聖人は、「教主釈尊の出世の本懐は、人の振る舞いにて候いけるぞ」(1174㌻)と仰せです。
釈尊がこの世に生まれて仏法を説いた、その根本の目的(出世の本懐)は、特別なことではなく、人間として、どう生きるべきかを示すことにあったとの仰せです。
すなわち、人間社会にあって良識ある振る舞いを貫き、人格の輝きをもって、職場・地域などの身近な人々から信頼され、尊敬される存在となっていくことが、信心の証です。
最高の「人の振る舞い」とは、「人を敬う」行動です。
すなわち、万人の生命の中に仏の生命があると捉えて、その仏の生命を尊重し、万人を敬っていく行動です。根本は、万人を仏にしていこうとする誓願の生き方です。具体的には、目の前の「一人」を大切にしていく実践となって表れます。
SOKAnet 教学入門より引用

以上のように、人として理想の在り方・目指す人間像のようなものを示されているので、「そうでない自分はダメなんだ」と思いがちになってしまいます。

その在り方を先に知れることは、人と接するときに意識するので良いことでもあります。
ただ、本当の内側・根本的な内面が変化して、上記引用の内容のような人格になって、自然とそういう振る舞いができるようにならなければ意味が無いですよね。
本当はそうなれる信心のはずなんですが、やはり道徳のように先にこれが理想ですよと頻繁に言われることによって、
本当の自分・現実と理想とのギャップに苦しむ人も少なくないです。

勿論、上記で引用した内容だけが、自分を責めてしまう指導というわけではないです。
宗教は「こうする・こう在ることが正しい/理想」というものが先に示されているので、信仰しているのに、そうなっていない自分を責めてしまうという矛盾を生じさせやすいと感じます。

でも、ちゃんと学べば、そうでない自分を責めなくていいこともわかるんですけどね。
上記の引用のように、中途半端に抜粋し、その内容に文句を言えば、
偏見を持っている人は、「やっぱり創価学会はダメだな」と思うわけです。笑

あくまで、創価学会員として学ぶ内容から、
心療内科にかかりやすいであろう思考を、
私の視点から示したまでですので、ご了承ください(*- -)(*_ _)

大学2年の秋、抑うつと診断される

自分は"うつ"だと認めたくなかったし
「心療内科なんて恥ずかしい」って思っていました。

今は誰もが知るところとなった”うつ病”ですが
当時はうつ病を知らない人も多かったし、うつ病なんて甘えだという考えが主流の時代でした。

けど、当時の創価学会の組織の女子学生部の先輩が
「行かなきゃダメだ」と無理やり連れて行ってくれました。

創価学会員の先生がされている心療内科に。笑
そこで色々質問されて、薬(睡眠薬・食欲増進剤・精神安定剤)を処方されました。

質問時、とにかく”うつ”と診断されたくなくて明るく笑顔で質問に答えてました。笑
しかし「凄く気を遣うタイプだね。ちゃんとしなければって思いで、親や目上の顔色を窺って来たんじゃないかな?」と言われた瞬間、涙がボロボローーっと出てきてしまって『しまったーーー』と思ったことは鮮明に覚えています。笑

ただ、まだその時は"抑うつ"だったのが、
その後、通院していましたが、悪化してしまって「うつ病(一応軽度)」と言われました。

うつになるまでの心の変化

大学に入ってすぐ、自分は井の中の蛙だったと気付きました。
自分の持ってた自信は一気に無くなったんです。

大学には上には上がいる。
自分の得意分野で、近い年齢でもすごい人は沢山いるんだと。
それを痛感して、「自分はしょーもない人間だった」と自分で自分を貶めました。

けどその反面、新しい生活が始まって間もない私には、希望もありました。
まだ、心は折れ切ってはいなかったんです。
1年生のうちは全てが新しいことだらけなので、楽しい気持ちの方がまだ勝っていました。

私は、体育会の部活に所属していました。
部活の執行期は3年生で、4年生になる前に引退します。
執行期が部活を回していくので、その3年生のカラーが色濃くでます。

2年生になった時の執行期の雰囲気が、自分には合いませんでした。
色々思うところはありながらも、堪えてやっていましたが、
ある大会に優勝を目指して出て、8位入賞になって、ショックとともに一気に緊張の糸が切れた感じがありました。
何もやる気が出なくなって「”燃え尽き症候群”かもな~」とぼんやり思っていました。

そこから、眠れない・食べる気が起きない症状が出始めます。
死にたい・消えてしまいたいという気持ちが頻発するようになりました。

”うつ”を知ったきっかけは大白蓮華(創価学会の機関誌)

当時は一人暮らしでした。
食べる気がしない・眠れない・死にたいという負のループのさなか、
お題目も勿論あげる気にもならず。
しかし、自分の信じる宗教が何か救いになるかもと、ふと目に留まったのが大白蓮華(だいびゃくれんげ)でした。

ガッツリ読む気力も無いので、なんとなく開いてみたページに”それ、うつ病かも”みたいな記事があったんです(うろ覚えなので正確ではないです)
その記事には、うつ病の症状が記載されていました。

まあ、当てはまる当てはまる。笑
「え、え??嘘やろ。うつ病?私うつ病かもってこと?まさか」
読みながら、かなり焦っていました。
恥ずかしいし親に申し訳ないし怒られそう と本気で思っていました。

親は怒らなかった

今思えば、うつになったことを怒るってどんな親やねんと思いますが
当時は、怒られると思っていました。本気で。
結構怒られて育ったので。苦笑

まだうつ病に明るくない時代でしたし、さぼっている・怠けているように見られがちでした。

けど、部活を休部することになり、休み休みでもなんとか行けてる授業もやっぱり無理になって単位落として留年の可能性だってあるので
学費を出してくれてる親に言わないわけにはいきませんでした。

電話するのが怖くて、たしか両親に同じ内容をメールをした記憶があります。
そしたら、体調とか心の心配をするメールが返ってきたんですよね。
両親ともに。
今はゆっくり休んで といった言葉もあって、ほんっとーーーに心の底から安堵しました。

ああ、休んでいいんだ。って、誰に言われるより両親に言われることが一番心に安らぎをもたらしました。

大学3年で部活復帰~社会人になっても大変だったが今は元気

両親の理解のおかげで、私は安心して心を休めることができていました。なんとか大学3年で部活に復帰しました。
完治では無かったので、症状の波と付き合いながらでしたが、なんとか卒業もしました。

社会人になって、新卒で入った会社はパワハラ(当時はパワハラなんて言葉無かった)で、最終的には不安神経症と適応障害となってしまって、辞めた原因の1つとなりました。

その後は、たまーに適応障害が発症し、体調の波と闘いながらではありましたが、
私のそもそもの考え方や性格?が、社会不適合者なので(笑)、今も1つの会社で長く続けるような生き方はできていません。
適応障害等で心療内科にお世話になったのは、7年前が最後です。

気づいたら必要無くなっていました。
その頃から、開き直ったというのもあります。
いわゆる”普通”と私が思うところを目指そうとするのを辞めたからだと思っています。^^

うつ症状が重い時の記憶はほぼ無い

当時のことは、漠然と断片的に覚えているのですが、ぶっちゃけ、鮮明な記憶がほとんど無いんですよね。

どうやって生きてたんだろうって思います。
たまに大学時代の友人に「あの時こうだったね」とか言われても
1ミリも思い出せないことが多いです。

ほぼ何もしてない、変わり映えのない日常だったからというのもあるとは思います。
留年したくない一心で授業はギリギリ出席してたので人との交流はあったんですけどね。

最近調べてみたら、うつになった人でその頃の記憶があいまいな人多いみたいですね。

一番覚えてるのは、授業後に親友(今も親友)が1つのリンゴを出して、
「ゆるめちゃん、これあげる!栄養とってね」と言ってくれたのに
「包丁持つことができない(うつのせい)から、リンゴ腐らすだけだし大丈夫。気持ちだけもらっとくね」と拒否。
それでも親友が「え?切るだけだよ。それも無理ならこのまま食べてもいいし」と言ってくれたけど
「いや、ほんとに、いつ食べる気になるかわからないし…腐らしたら申し訳ないから」とまたも拒否。
こんな押し問答を繰り返し、最終的に私はトイレに逃げて号泣しましたwwwww

今は笑えます^^


以上、うつ経験のお話でした!

次回は、うつになって変化したことを書きたいと思います^^
でも、気分で違うテーマにするかもしれません(おい)

テーマにしてほしいことがあれば、良ければ是非コメント下さい♪(^O^)/
長文・乱文お読みいただき、ありがとうございました!

                               ゆるめ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?