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【都道府県シリーズvol.43】山梨県:プロローグ

都道府県ごとに地形と地質を見ていく「都道府県シリーズ」
ついに一周目がラスト5県!
山梨県、行ってみよう~!!

山梨県の全体像

山梨県は若い頃にだいぶ、仕事で行っていました。
当時住んでいたさいたま市へは2週間に1回、週末に帰るだけで、2~3か月間、ほぼ行きっぱなし状態でした(;^_^A
途中、広島の仕事も入ってしまい、1週間で山梨(しかも奥地の丹波山村)と広島を2往復したのは、なかなか得難い経験をできたと思ってます(笑)

一般的には、山梨県と言えば武田信玄ブドウほうとうなどでしょうか?
戦国武将好きなので、武田信玄は自分的にはポイント高いです(笑)
信玄さんの寿命が長かったら?と思うとワクワクしますね。

また富士山など、大きな山の雄大な景色に囲まれている雰囲気が心地よいなぁ~という印象が残っています。

17_地形00

やはり、山が多いですねぇ。

17_地形01

県境を入れてみました。
真ん中の甲府盆地が目立ちますね。

そして南部には富士山が見えます。

17_地理院00

やはり、街は甲府盆地内に集中している雰囲気ですね。
そして谷沿いで他県とつながり、富士山の外周を道路が通っています。

17_地質図00

地質図を見ると、バラエティに富んでますよね!
様々な色がありますね。色々な時代色々な地質が凝縮してるかのような雰囲気ですねぇ。


地形区分

標高や地形的特徴の違いから、地形を区分してみました。
イヤ正直、山梨県の地形区分は難しかったです。
と言うのも、1000mを超える高山地域が多すぎて、これまで通りの区分をすると、真っ赤になっていまいそうなんです(;^_^A

色々と試行錯誤したんですが、最終結論として、色を1つ追加することにしました!
標高は高いんですが、火山なのでなめらかな地形になっている地域を、「火山地域」として、黄色にしました。

17_地形区分

10地域に区分しました。
これでも赤地域多めですね(;^_^A

青色:標高200m~600mくらいの平地を中心とした地域。
緑色:標高200m~700mくらいの平地~中山間地域。
茶色:標高100m~1500mくらいの山地を中心とする地域。
赤色:標高400m~3000mの高い山が多い地域。
黄色:標高700m~3000m超の火山地域。

高山地域は便宜的に市町村境で区分した箇所があります。

以下に各地形区分が属する市町村をお示しします。
山梨県シリーズのインデックスとして使って頂ければと思います。


都道府県シリーズ:「山梨県」のインデックス

①:北西部火山地域(八ヶ岳)
北杜市(ほくとし)中部。

②:北部高山地域
北杜市・韮崎市(にらさきし)の東部。
甲斐市(かいし)・甲府市(こうふし)の中~北部。
笛吹市(ふえふきし)北西端部。山梨市(やまなしし)のほぼ全域。

③:北東部山間地域
甲州市(こうしゅうし)のほぼ全域。
小菅村(こすげむら)・丹波山村(たばやまむら)の全域。
大月市(おおつきし)の中~北部。上野原市(うえのはらし)の北部。

④:東部平坦~中山間地域
大月市南~南東部、上野原市中部、都留市(つるし)北~北東部。

⑤:西部高山地域
北杜市西部、韮崎市中~西部。
南アルプス市・富士川町(ふじかわちょう)中~西部。
早川町(はやかわちょう)のほぼ全域。
身延町(みのぶちょう)の北西・南西端部。

⑥:中央部平坦地域(甲府盆地)
韮崎市中部、北杜市中央南端部、甲斐市南部、甲府市中部。
笛吹市中~中北部、山梨市南端部、甲州市南西部、南アルプス市東部。
富士川町東端部。昭和町(しょうわちょう)の全域。
中央市(ちゅうおうし)のほぼ全域。
市川三郷町(いちかわみさとちょう)の北部。

⑦:南部高山地域
甲府市・甲州市南端部。笛吹市南~南東部、大月市・都留市西部。
身延町東部・北東端部。西桂町(にしかつらちょう)の全域。
富士河口湖町(ふじかわぐちこまち)中~北~東部。
富士吉田市(ふじよしだし)北端部

⑧:南東部高山地域
上野原市南部、都留市中~南~南東部、富士吉田市北東端部。
道志村(どうしむら)の全域。山中湖村(やまなかこむら)北~北東部。
忍野村(おしのむら)北西~北東~南東部。

⑨:南部火山地域(富士山)
忍野村中~南~南西部。山中湖村・富士吉田市・富士河口湖町のほぼ全域。
鳴沢村(なるさわむら)の全域。

⑩:中~南西部山間地域
笛吹市南西部、甲府市中南部、中央市南部。
市川三郷町・身延町・南部町(なんぶちょう)のほぼ全域。

☟この地域の記事


今回はここまでとなります。
今後は各地域の地形・地質についての詳しい情報をお届けします。

お読みいただき、ありがとうございました。

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