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【都道府県シリーズvol.12】北海道:プロローグ

都道府県別に地形と地質の特徴を見ていくシリーズ。
第12弾は北海道です!

※トップ画像はスーパー地形(カシミール3D)より抜粋。
なおカシミール3Dは元データとして国土地理院の「電子国土」を使っているそうです(出典:国土地理院ウェブサイト
以下の地形・地図画像すべて引用もとは同じです。

北海道の全体像

北海道と聞いて真っ先にイメージするのは、海の幸です♪
ウニ、イクラ、カニ、ホタテ、イカなどなど!
あとはメロンやジャガイモ、乳製品、札幌ラーメン。
函館、小樽、富良野・・・ヒグマ!

色々あってキリがないですね(;^_^A

と言いますか「全体像」と言ったはいいものの、北海道はやはり規格外の大きさですね・・。

いつものように地形区分しようと思ったんですが・・。
北海道全体を画面に入れますと、地形が簡略化されてしまうんです(-_-;)

みなさんも想像できると思います。
グーグルマップとかもそうですよね。

こちらを見ていただければ分かると思います。

北海道全体_地形図

こうやって見ると、それなりに傾向は見えるし地形区分はできそうに見えます。でもイザ真面目にやろうと思うと難しい。
例えば「道南」と呼ばれる南西の半島部分を見てみましょう。
全体的に山がちですがそこまで険しくなく、間に平地も見えます。(※この図から受けるイメージ)
ではアップにしてみましょう。

画像2

こうなると、印象は変わりますよね!
北東部の山地はだいぶ険しそうですし、思ったより平地は少なそうです。

考えてみると。当たり前と言えば当たり前。
北海道の面積は83423.84km2
東北6県を合わせた面積よりも大きく、東北+新潟県でようやく北海道より大きくなるほど。

4つに地形区分した東京都の面積は2193.96km2ですから、単純計算で北海道の地形区分は160の区域に分けられるハズ(;'∀')

北海道全域_地質図

地質図だって当然、これだけ細かくモザイク状になっています。

こりゃ、しょうがない。
北海道の場合は、他の都府県と同じようにはできそうもありません。

対応として、はじめは北海道を何か所かに分割して地形区分しようとも思ったんですが・・(※地方ごとなど)
でも「北海道」を1つのパッケージとした上で区分しないと面白くないよな~などと考えた末、結論を出しました。

第一段階
北海道全体の地形画像をもとに地形区分をする。

第二段階
その区域を拡大し、さらに地形区分をする。

第三段階
その区域を拡大し、必要ならさらに地形区分

このようにしたいと思います。
今回はまず、第一段階までの地形区分をやってみます。


第一段階の区分

もう1度、地形図を見てみましょう。

北海道全体_地形図

なんとなくの傾向は掴めるのですがね。
深く悩まずにザックリと区分してみました。こうです!

北海道全域_地形区分

だいたい、従来と同じようには区分できました。

青色:標高0m~200mくらいの平地を中心とした地域。
緑色:標高0m~500mくらいの平地~中山間地域。
茶色:標高300m~1000mくらいの山地を中心とする地域。
赤色:標高500m~1000m超の高い山を中心とする地域。

以上のような条件を目安に区分した地域は以下の通りです。
北海道シリーズのインデックスとしてお使いください


北海道シリーズインデックス

①:北部の平坦~中山間地を主体とする地域

②:北部の山間地を主体とする地域

③:北東部の山間地を主体とする地域

☟この地域の記事

④:北東部の平坦~中山間地を主体とする地域

⑤:東部の山間地を主体とする地域

⑥:北方領土の島々

⑦:東部の平坦~中山間地を主体とする地域

⑧:中央部の高を主体とする地域

⑨:南東部の平坦~中山間地を主体とする地域

⑩:南部の高を主体とする地域

⑫:西部の山間地を主体とする地域

⑬:中央西部の平坦地を主体とする地域

⑭:南西部の山間地を主体とする地域

☟この地域の記事


ただし、拡大してさらに区分しますので、これは第一段階です。
次回で各地域の区分を全て紹介するのは大変ですので、サイコロか何かで選定した地域を深掘りしていくカタチにしたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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