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「どう見られているか」より「どう見ているか」の方が大事

現時点でバイト先での私への評価は、おそらく「仕事できないやつ」「危なっかしいやつ」とかそんな感じだと思う。

掃除の仕方から物の持ち方までいちいち指導されるし、単純に忘れてるだけなのかもしれないけど、もう何度かやっている作業なのにイチから説明されたり(笑)。

そんな調子なので、私が何かの作業をするときにはその都度確認の声をかけてもらえるし、ちょっと何かが出来ただけで褒めてもらえたりする。
(※社会人経験10年以上のアラサーです)




前の職場ではいつの間にか"頼られる中堅ポジション"になっていたので(というか周りが頼りなさすぎるが故の消去法感はある)すっかり忘れていたけど、そもそも私ってこんなもんだったよなと新卒当時を思い出す。

私は要領を掴むまでに時間がかかるタイプだ。
「どういった目的で何を目指してその作業をするのか」「そのために必要なことは何か」等、自分の中にきちんと落とし込んで、そこから実践を何度か繰り返してようやく身に付く、そんな感じ。
間違っても即戦力!みたいなタイプではない。


昔の私だったら、その要領を掴むまでの"できない期間"で、「やばい、私できないやつ認定されてる」「こんなこともいちいち注意されるなんて」と凹んでいただろう。
でも今は自分のその特性を理解しているので、大して気にならない。 
そして今の私にとっては、「自分が周りからどう見られているか」より「自分が周りをどう見ているか」の方が自身への影響が大きいようだ。


仮に私が「できないやつ」認定されていたとしても、それは即ち裏を返せば「私から見た周りはできる人」なわけで、その方が私の精神衛生上マシということだ。
みんなすごい!尊敬!私も頑張ろ!と思える。

中には真逆の価値観の人もいるだろう。
昔の私のように、そこに劣等感や罪悪感を感じてしまって苦しくなってしまうタイプ。
別にどちらが正解とかではないけど、少なくとも私は今の方が生きやすい気がしている。





気付けば前職を退職してから1年が経過していた。
金銭面とか現実的なところを考えたらいろいろ足りていない部分もあるけど、少なくとも1年前の自分よりいいモチベーションで働けている。
自分が見ている景色は格段によくなっているし、仕事に行くのが苦じゃない。

それだけでこの転職は成功したと言っていいかもしれない。(※まだ研修期間中です)




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