見出し画像

「すずめの戸締まり」を観て 扉を開ける決心をする

不必要な外出は控えようと前回の記事で言ったばかりだが、せっかく証明写真撮影用にメイクもしたし、プリントアウトしに行くついでだし、と思って観たかった映画を観てきた。


はじめは別の映画を観ようと思っていたが、数ヶ月前に家の近くで久しぶりに雀を見かけたこと、SNSで特に検索もしていないのに、何故か雀の動画がいくつか回ってきたこと。
これもなにかのサインかな、と思って急遽予定を変更した。(ちなみに仕事を辞めた当初はやたらと「薔薇」に縁があった)




あらすじ等は省略するが、7割方泣きながら観た。
挿入歌で泣き、扉を締めるシーンは毎回泣き、登場人物が泣くシーンはもちろん泣き。



「命がかりそめだとは知っています。
死は常に隣にあると分かっています。
でも私たちは願ってしまう。
いま一年、いま一日、いまもう一時だけでも、
私たちは永らえたい。」

宗像草太




数日前からの右手指の腫れは良くなるどころか悪化してるし、嫌な夢を見てパジャマが冷たくなるくらいの寝汗をかいて寝不足だったり、心身共に沈んでしまっていた。
こんなカオスな世の中で生きている方がある意味地獄みたいなものだし、「もうこのまま無職でお金も尽きてそのまま死んでもいいかな」という考えが、柄にもなくふとよぎっていたりした。

でも「まだ死ねない」「生きなきゃ」と思った。
まだ私にはやるべきことがある。
なにかは分からないけど。(おい)
とにかくいろんな感情がぐちゃぐちゃしていた。



帰ってきてからもいろいろな人の解説や考察を読んだり、主題歌を聴いたりしながらずっと薄っすら涙ぐんでいる。最近涙脆すぎて困る。
 

そして少し前にも書いたけど、やっぱりアーティスト(表現者)ってすごい。この場合は新海監督。
「君の名は」も「天気の子」も、あれだけ話題になっていたのに観ていなかったのだけど、改めて観てみたいと思った。

教科書とにらめっこしていろいろ叩き込むより、こんな風に心を震わせる体験の方が、私にとってはよっぽど価値がある。
そんなモノを感じるだけじゃなく、与えられる人になりたいなという願望があったりなかったり。
ラジバn(以下略)




ともかくあと数日体調の様子を見る。
今日あえて出掛けたのは、実はある種の身体を張った実験でもあったりなかったり。ラジb(以下略)

それ次第で就職先を最終的に絞って、求人の問い合わせをする。履歴書も書く。
どんな形にせよ、そろそろ私も扉を開けよう。





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?