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【酒小説】山陰

君のような人になりたかった。

どんなコミュニティにいても違和感がなくて、
だれとでも楽しく話せるような君になろうとした。

君は私にこう言って励ましてくれたよね。
「お前のいいところ、たくさん知ってるよ」

嬉しいけれど、違う。
色々な人の輪に入って受け入れられる
その爽やかな雰囲気が羨ましいの。

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