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テレワークとICT

「テレワークデイズ」なる意味不明なテレワーク強化期間が始まるらしい。


そこで今一度「本来のテレワークって何?」「理想のテレワークって何?」について語ってみる。


まずテレワークの定義として、
「場所や時間に囚われず、ICTを用いて業務をこなす働き方」である。


ここで一番大事なキーワードは「時間」「場所」では無い。
「ICT(情報通信技術)」なのである。


つまりは、スマホやPCでインターネット、メール、SNSを駆使して業務ができない人種は、はなっからテレワークに不適だと言う事だ。


ここを最初に理解しておかないと、そもそもテレワークを実施したところで頓挫する。


もし、テレワーク生活が辛い社員が多い場合には、無理をさせず、週のうち何日かは出社させ、まずは不慣れなICTに慣れるトレーニングを施し、段階的にストレスが少なくなるようにする。
急がば回れである。


実はこのICTアレルギーを克服できれば、通常に電話で話すかのようにメールやSNSでの会話がスムーズになってゆく。


そうなれば、テレワーク生活でも他人とのコミュニケーションが円滑になり、対人ストレスも軽減されるだろう。


緊急事態宣言が解除され、一気に出社する方向に舵を切る企業も多い事だろうが、意味不明な「テレワークデイズ」を、快適なテレワーク実施に向けた「きっかけ」としてほしい。

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