テレワークで転勤は無くなるのか?
今日はこの記事を読んで
確かに理想の働き方ではある。
しかしそれは天下のNTTだからできることでもある。
方向性としても間違いではないし、目的もしっかりしている。
テレワークが普及して転勤や単身赴任が無くなれば、家族団欒の時間が増えて、幸せな生活ができるようになる。
…それはそれで新たな問題がありそうだ。
まずは、テレワークスペースの確保が現在の住居で可能なのか?
ましてや、子どもがいるご家庭だと、夏休みなどの長期休暇時のテレワークをどうするのかが、今現在もトラブルの種になる場合がある。
次に考えられるのは、テレワークで用事が済まない場合。
現場仕事の場合、テレワークが難しいケースもある。
となると、必然的に出張が増えるようになると推察できる。
つまりは、どう言う名目で転勤や単身赴任するのか、職種によるのではないか。
ひとくくりに転勤無しですと言い切ってしまい、週のうち半分が出張では、テレワークの意味も薄まるし、効率も悪くなるだろう。
それ以前に、テレワークができる作業とできない作業を明確にして、さらには、いつでもテレワークと出勤を選択できるように、ルールを明確化することが先決ではないか?
理想は理想としてそこに近づく努力は必要だが、耳障りの良い言葉だけが先行するのは従業員に対しても、テレワークが難しい業種の人に対しても心配りができていない発言だと思う。
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