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勉強し続けるということ

私は生徒さんへ歌を教えるという事を生業としています。
それは、一回きりの単発では無く
基本的には継続したレッスンとなり、
長い方では10年以上、通ってくれてる方もいらっしゃいます。

長く続けてレッスンするには
「アウトプット」よりも「インプット」
が大切だと思っています。

教えるには、それなりに自分が知っていなければいけないし
定期的に勉強を続けていなければ
教える事は出来ません。


★★★講師として未熟だった時期★★★

私が一番最初に生徒さんを受け持ったのは
22〜3歳の頃だったと思います。
当時は音大を卒業して数年しか経っておらず、
いわば「昨日まで学生」状態でした。
知識・技術・耳・・・・全てが未熟でしたし
よくそんな状態で教えていたものだなと・・・汗

今思うと、当時の生徒さんには申し訳ない気持ちで
いっぱいです( ;  ; )

それでも20代前半で「先生」と呼ばれる事に
浮足立っており
学ぶという気持ちが欠けていたのは否めません。

しかし、生徒さんにそれは伝わるのでしょう。
当時は、なかなかレッスンが継続せず、
数ヶ月でお辞めになる生徒さんが多かったのは
今思えば納得できる気がしますし
反省点も山ほどあります。

★★★常にインプットする大切さ★★★

音大4年間で得た知識や技術は確かに宝です。
それは誰しもがそうでしょう。
しかしながら、
教え「続ける」となるとそれだけでは
どんなに長くても数ヶ月で限界が来ます。
自分が先生から習ったことを
「伝え尽くして」しまうのです。

時代は変わり、今ではネットでも動画でも
知識はいくらでも入手できます。

そんな中で、講師自身が日々どんどんインプットを
続けていかないことには
生徒さんに対応できなくなって来る日は
遅かれ早かれ必ずやって来ます。

なので私は、長年ずっと「インプット」
を続けているのです。


★★★自分への確認と確信★★★

今日も、某・有名音楽大学まで
【声楽講師のための講座】
を受けてきました。

受講資格は、その大学の学生さんではなく
声楽指導者である事が絶対条件。
申し込み時に、指導校名や教室名、
指導歴などを明記しなければならないので、
それなりの経歴が必要とされていました。

講師は、日本トップクラスのオペラ歌手
ソプラノのS先生。
約1時間半の講座でしたが、その講座で先生が仰っていた事の殆どは
私が普段、生徒さんにお伝えしている内容のことと一致していたので
「私がしてきた事は間違っていなかったんだ」
と確信と自信が持てました。
同じ目的・同じ内容のことでも
教えて下さる先生によって言い方や表現が違います。
沢山の表現方法を知るためにも
とっても勉強になる講座でした。

忙しい中でも、時間を作って行って良かったです!
S先生・大学スタッフの方々、ありがとうございました。


★★★講師としての姿勢★★★

生徒さんが教室に求めるものは人それぞれ。

歌が上手になりたい方
音大の院を目指してる方
上達よりも楽しさを求めている方
発表会で歌えることを目標としてる方
老後の趣味として嗜みたい方

年齢も性別も、目的も十人十色です。
それでも少なくともお月謝をいただく限りは
私は生徒さんに上達の実感や、
楽しかった・充実したレッスンだったという気持ちを
持って帰っていただきたいですし、
レッスンを受けることで「叶えたかった未来」を実現
して差し上げたい。

それには私が日々、努力を惜しまずに
インプットを続けて行くことだと
思っています。

これからも安心して通い続けていただけますように💓

無料相談・無料カウンセリングを受け付けております。
下記のリンクからいつでもご連絡くださいませ💖

最後まで読んでいただきありがとうございました!





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