見出し画像

マリオカートで勝負について考えた話

最近、残業が少ない部署かつテレワークも自由にやっていい部署になったため、自分時間が一気に増えた。韓ドラやネットフリックスや読書がたっぷりできるけど、ずっとそれだけでも飽きるので、マリオカートのオンライン対戦を再開した。

だが、勝てない。
ネットの猛者たちにボコボコにされていた。1位なんて滅多に取れないし、取ったときは家で一人で「よっしゃー!!!」って言ってしまう。それくらい勝てない。

少しずつネット対戦のランクは上がっているのだが、伸び悩みの時期が訪れて、10位くらいをとることが多くなった。ランクも下がることを恐れて、一旦立ち止まってマリオカートのルールについて考えてみた。

まず、マリオカートにおける勝利と言うのは「一番最初に3周すること」だ。つまり、1、2周目までの順位は関係ない。もちろんタイムアタックをするのであれば話は別だけど、マリオカートの対戦において、過程はあまり重要ではなく、最後に何番目にゴールするかの結果が重要なのだ。

昔「ベイビーステップ」というテニスの漫画で「テニスというスポーツは、全ての球に追いつきそれをコントロールできれば、理論的には負けない!」という名言があった。それと同じようにマリオカートでも一度ルールの本質を考えたのは良いことだった。そうすることで、アイテムの使うタイミングなども変わってくる。

また、アイテム(ツール)を最大限に活用できているかというのも重要だ。アイテム、例えばキノコの使い方でも直線で使うよりもショートカットのためにダート(土などで減速してしまう場所)で使ったりする方が効果的だ。上手い人がどういう使い方をしているかを観るだけでも勉強になる。

あとは、タイムアタックだ。正直前は「妨害する/される相手がいないタイムアタックやっても理想を追いかけるだけ」と思っていたけど、一旦ゆっくり走ってみると、自分はコースを知らなかったことがわかった。ショートカットの場所など把握できていない箇所があって、新しい気づきがあった。

「マリオカートで勝負について考える」なんて大袈裟な話だが、仕事や勝負でうまくいかない時には、一旦立ち止まって落ち着いて、俯瞰して観察することでルールやその勝負の本質や目的を再確認するのは大きな意味がある行為だと思う。

この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

ゲームで学んだこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?