ロンドンのリアルな「秘密の花園」へ【前編】🌹London Open Gardens 2024

前回の記事で、イギリスのヨークシャーを舞台とした有名な英米文学『秘密の花園（The Secret Garden）』の原作は、その美しいタイトルにもかかわらずなかなか衝撃的な内容だということをご紹介しました。

今回は、原作の出版から110年以上が経った現在のロンドンの「秘密の花園」をいくつか訪問してきたので、そのレポをお楽しみください。イギリスという国がどのように変わってきたのかがおわかりいただけるはずです✨

「秘密の花園」を訪問する方法は？

ヨーロッパコマドリ - Wikipedia

ところで、原作で「秘密の花園」に入るには、主人公の少女メアリーは賢いロビン（ヨーロッパコマドリ。正式に認定されたわけではないものの、一般的にイギリスの国鳥とされています）の助けを借りて、ひっそりと隠された鍵と扉を発見しなくてはいけませんでした。

そんなわけで、わたしも近所の公園でロビンの姿を探したのですが、うん、いない。ロビンはロンドンにも生息していますが、そんなに都合よくいつでも見つかるわけではないですよね。しかし、大丈夫！なぜならば…。