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女性・生命・自由をテーマにしたイラン映画『My Favourite Cake』が素晴らしかった!

日本で人気の外国映画と言えば、アメリカ(ハリウッド)映画や韓国映画がトップに挙がりそうですよね。あとはもちろんインド(ボリウッド)映画や、フランスや北欧などのヨーロッパ映画もコアなファンが多いかと。

そんな中で、イラン映画はあまり知られていないかもしれませんが、映画好きの中ではかなり高い評価を得ています。そもそもイラン自体が文化的に非常に豊かな国で、映画にもその感性が生きています。深く考えさせられたり暗示的だったりと、ちょっと大人なテイストでしょうか。

とは言え、イラン映画がそのような深みを得たのは、1979年のイラン革命後の話。それ以前はけっこうハリウッド&ボリウッド的な娯楽映画が多かったのです。イラン革命は端的に言えばイスラム主義への回帰で、それ以降は検閲が非常に厳しくなりました。いろいろな物事をはっきり表現できないのは、そういう理由があったのですね😌

この映画のタイトルも『My Favourite Cake(私の大好きなケーキ)』って、いかにも無害でキュート。しかし、それだけではもちろんないよということを書いていきたいです。ストーリーは簡単にご紹介しますが、ネタバレはありませんのでご安心ください。


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