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2022年

年の初めだからって、今さら特に何もない。

当面の課題は、仕事探し。と言うか、正確には収入源探し。こればっかりは、今後いつまで生きるのか分からないので、必要になるのは仕方ないところ。

昨年は、たまたま某学習塾の講師という仕事にありついて、まあ、まったく自分には似つかわしくない「先生」などという呼称で呼ばれたりしたものであるが。

子供と関わるというのは、私にとっては新鮮で、自分には子供が居ないし、甥っ子や姪っ子も居ないので、今まで子供と接する機会は皆無で、子供と言えば、そこら辺で遭遇する「クソガキ」くらいなので、子供なんてのは面倒なもの以外の何物でも無かった。

しかしながら、実際に子供たちと付き合ってみると、実に文字通りの十人十色と言うやつで、一人ひとりが全部性格も違って、接し方も変わる。

学習塾なので、やはり真面目に大人しく勉強に取り組む子供は可愛いものだし、言う事を聞かずにレッスン中も荒れ狂うクソガキは面倒なものだ。

それでも、クソガキも付き合ってみれば可愛いとこもあったり、優等生かと思うとなかなかに曲者だったりで、実に興味深いものだった。

この正月に、そんな子供たちの中で、私に年賀状をくれた子供があった。年末に講師は辞めてしまったので、わざわざ辞めてしまった先生宛に年賀状を出すというのは、何とも意外で、私にとっては実に嬉しい事であった。

仕事としては、何とも色々と面倒が多かったが、そんな子供たちと接する機会を得たのは、この年になって得るものが多かった気がする。

さて、そんなワケで、始まった2022年。今さらながら、2022年などと書いてると、どんだけ未来になったのかと驚愕する。子供の頃の学習雑誌で見た未来よりさらに未来まで来てるのである。そんなワケの分からない未来に抗っても仕方ないので、昔の流行り歌ではないが、時の流れに身をまかせるしか無いのである。

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