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7RULES(セブンルール)〜4.「あそび」と「おやつ」でテンションを上げる〜

小学生〜大学生、大学講師の方などを対象に学びの場づくりを行なっているわたし自身の、大切にしているルール。

今までルールとして意識せずにやってきたけれど、場への在り方をアップデートし続けながら、それでも残っている大事なことをここで敢えて言語化してみようと思います。

(やってみよう!となったキッカケはこちらに)
https://note.com/yuririn_okinawa/n/n3eb5dd8ce4c4


4.「あそび」と「おやつ」でテンションを上げる

場づくりを考える時はいつも、「もし、私が参加者だったら…」と考える。私は小学生でもないし、大学教授でもないので、同じような感覚の持ち主が参加するとは限らない。それでも、そこにいる一人ひとりの気持ちや考え方、感じ方は異なることを大切にしつつ、やっぱり私のつくる場には私の主観を織り込む。

研修会やイベントなどに参加した時、知り合いがいない中でも緊張がほぐれて楽しかった「あそび」。会場に置かれている、あめ玉やチョコレートなどの「おやつ」。退屈な内容であっても、眠い食後の時間でも、少しテンションを上げてくれる「あそび」と「おやつ」はテンションを上げたい時に欠かせない。


◆「あそぶ」ことの目的

学びの場をつくる時の悩みのひとつが、参加者が居心地悪く感じていたり、興味関心を持ってくれないこと。
内容に入る以前に、この場に居たくないと思っている人もいる。大人の場合は、嫌でも自分なりに学ぶ意味付けができるけれど、小学生〜高校生だと「参加させられている」状態も少なくないので、場づくり人の腕の見せどころ。

あそびを入れる目的はシンプル。

\\\笑ってもらうため!!!///

緊張がほぐれた状態とは…?と考えてみると、意識せずとも頭で考えることをやめて、体感覚的に楽しいと感じてしまう状態かなぁと。
複数人が居る場で笑いが起こると、その場の空気が柔らかく・明るくなると感じます。

笑顔になることの効果は、科学的にも解説されてるみたい↓

笑うことには、人間が生存するのに最も重要な『協力』を促し、健康を促進する効果があります。(https://www.google.co.jp/amp/s/gigazine.net/amp/20190922-laugh-reason)


◆「今」に集中するために

あそびと言ってもなんでも良いわけではなくて、「夢中になって遊んでいたら、実は学びに繋がっていた!」というのが重要。

研修やワークショップが始まったとしても、参加者の頭の中は雑念でいっぱい。
「明日までの課題まだ終わってない…」
「今日のごはん何作ろう」
「17:00までに仕事のメール返さなきゃ」
大小あれど「今、ここ」に100%集中できている人は少なく、頭の中は違うことを考えている。
だからこそ、他のことを考える余白が無くなるような夢中になれるあそびを行うことが重要!


◆「インプロ」であそぼう

どんなあそびを取り入れるかは、その場にいる人の属性や扱うテーマ、参加者同士の関係性や人数規模から決める。

最近はオリジナルでのあそびを考えることも増えてきたけれど、基本的には私の師匠(勝手にそう思っている)ひかるちゃんから学んだ「インプロ」を取り入れたものがほとんど。

インプロとは、インプロビゼーションの略で即興演劇のこと。

即興(そっきょう、英: Improvisation)は、型にとらわれず自由に思うままに作り上げる、作り上げていく動きや演奏、またその手法のこと。インプロヴァイゼーション、アドリブともいう。ただしインプロヴァイゼーションとアドリブを厳密に区別する者もいる。一般には、音楽・ダンス・演劇の世界において使用される語。

即興だからこその魅力として、
・とっさの思考や感情が見える(素が出る)
・上手い下手の評価を手放しやすい
・間違いを気にせずチャレンジする雰囲気を作れる

上記以外にもいろいろとあるけれど、今回は割愛。インプロの魅力については別の機会にまとめます。

シンプルなルールのものがほとんどなので、こどもからおとなまで一緒に楽しめるのも大切なポイント。特に学校の先生、企業の研修担当者、イベント主催者などが知ってると色んな場面で活かせるはず!

ひかるちゃんが仲間とこんな動画まで作ってくれているので、TTP(徹底的にパクる)できるようになってます。(わたしも復習できてありがたい)

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https://m.youtube.com/watch?v=_81sV_mIMFM&feature=youtu.be


◆「おやつ」はこう使う!

休憩時間の糖分補給に…という使い方もするけれど、おやつにはもっと重要な役割が。

・運命のグループ分け
4.5種類が一袋に入ったあめ玉やチョコレートは定番のアイテム。椅子の上に1つずつ置いておき、好きな味の椅子に座ってもらうよう声掛けすれば、勝手にグループ分けができる。好きな味が同じという共通点があるだけでも、仲間感が出る!

・マインドフルイーティング
普通にパクッと食べるのではなく、五感を研ぎ澄ましてゆっくり味わう食べ方をする。ドライフルーツやナッツなどを一粒手にとって、香りを確かめ、舌触りや風味、硬さや味の変化などをゆっくり感じながら食べる。今に集中しながら、気づきの力を高めるために使う、楽しく美味しい手法!


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結局は「あそび」も「おやつ」も、私自身が一番テンション上がるという意味で必要不可欠なんですけどね(笑)







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