ふるさと納税を6年間続けてきたので、仕組みから方法まで丁寧にまとめてみた。
住民税は払うしかないのか。
はい、払うしかありません。(笑)
ですが、一部を先払いして自分の好きなものをもらうことができる制度があります。
それが「ふるさと納税」です。
私の周りにふるさと納税をやってる人はどれくらいいるんでしょう?
やってるよ!というのを直接聞いたことはないですが、Xで「そろそろやるかな〜」と言ってる人はちらほら。
国の制度ってわかりにくいし、自分も対象に入るの?って感じですよね。今回はふるさと納税について徹底解説していこうと思います。
あ、ちなみに私は会社員なので、会社員視点の内容となります。個人事業主の方はちょっと違ったりするので他の記事等を参考にしてください!
ふるさと納税を簡単に要約すると
ふるさと納税を要約すると、
毎年支払っている住民税を前年に前倒しして一部納税(+手数料2000円)しておくことで、返礼品が貰えるお得な制度。
しかも、基本的なやり方としては、ふるさと納税サイト(楽天市場やさとふる等)からふるさと納税商品をただ購入するだけ。
本当は確定申告が必要なんですが、会社員のみなさんもご心配なく。
「ワンストップ特例制度」を申請すれば確定申告はしなくてもOK。
この方法はめちゃくちゃ簡単です。
返礼品とはこんなもの!
ふるさと納税商品は各自治体から色んな種類のものが出ているので、毎年選択に悩みます。
私が実際にもらったものご紹介します~
他にもプロテインや機械類もあって、ほんとになんでもあります。
余談ですが「それは反則やろ!」みたいなことがたまーに起こってレッドカードが出てる自治体もたまにいますね〜笑
ふるさと納税のメリット
ふるさと納税ってめんどくさい響きだなぁ…メリットって何があるの?という人の為にメリットを要約してみようと思います。
1.納税で返礼品が貰える=お得にモノが手に入る!
購入すると〇〇円くらいになるあの商品も、ほとんどタダで手に入っちゃうと思うとお得じゃないですか?
2.次年度の毎月の住民税の支払額が減る!
前年に前倒しして納税しているので、毎月引かれる住民税が少なくなるのも気持ち的に嬉しいメリットです。毎月振り込まれる給料が少しでも多いと嬉しくないですか?個人的にはこういう面でもメリットを感じています。
納税~控除までの流れを図で解説
・・・のために、住民税への反映の仕組みがわかりにくいので、図を作ろうと思ったのですが、ちょうど良い図を見つけてしまったので引用させていただきます。(笑)
要するに先ほどお伝えしたメリット2の解説になりますが、前年にふるさと納税をしておけば、次年度の住民税の支払い額から控除額を12分割して毎月減額されるようになっているんですね~
「住民税決定通知書」でふるさと納税の控除ができているかがわかる。
実際に控除されたことはどこで確認できるのかですが、毎年6月頃にもらう「住民税決定通知書」を見ればふるさと納税の控除ができているか確認できます。
下の図の赤文字の部分に記載されている金額を足すと凡そ寄付した金額になります。
毎年これを貰った時は、上手く控除されているかなとドキドキです。
今までなんとなく貰っていた緑の紙の見方がちょっと変わりますね。
ふるさと納税をする際の注意点
1.自分の住む自治体には納税できない
例えば私は福山市の住民なので、福山市にふるさと納税することはできません。
2.控除には上限がある
自分の今年の想定年収から控除額の上限が決定します。それ以上のふるさと納税をしても控除が受けられずに本当にただの寄付になるので気を付けましょう。
3.5自治体以内に留めておく。
確定申告を出さない人はワンストップ特例を出すのですが、自治体が6カ所以上になると、ワンストップ特例が使用できず、確定申告が必要になります。
4.手数料が2000円かかる。
特別意識して支払う必要はありませんが、控除される際にふるさと納税した内の2000円は手数料として控除のカウントに入りません。
5.年収200万以下の人はメリットがない
ほとんどのふるさと納税品は5000円以上~設定されています。控除額が5000円以下になる年収が200万円以下の人はメリットがほぼないと言えるでしょう。
6.確定申告をしてしまうとワンストップ特例が無効になる
そもそも確定申告をしない前提の制度なので、確定申告をする予定の人はワンストップ特例をしても意味がありません。医療費控除の申請などで確定申告をしてしまうとワンストップ特例が無効になってしまうので注意です。
限度額を調べる方法
1年にふるさと納税できる限度額は、専用の計算サイトで調べることができます。
もっと詳細に調べたいという方はこちら!!
これらのサイトで算出された金額を上限として、複数の自治体に寄付することができます。
例えば、10万円だったとしたら、10万円分ふるさと納税できます。
ただし、返礼品の原価率の上限も制度で決まっているので、10万円分の返礼品が貰えるわけではありません。
寄付額に対して仕入れ値の30%までと定められているので、10万円寄付したとしたら3万円分の返礼品が手に入るということですね。それでもただ納税するだけよりかは、かなりお得ですよね。
ちなみに、配偶者が専業主婦で年収がない場合や、子供が高校生の場合などは、独身者や共働きの方より控除額が少なくなるみたいです。
早速、ふるさと納税をやってみよう
最近私が使用しているのは楽天市場。何故なら楽天カードを保有しているからです。
過去には「さとふる」というサイトも使用したことがあり、他にも似たようなサイトは沢山あるので、好きなサイトを使ってみてください。
方法はいたってシンプル。
① 楽天市場の場合、「ふるさと納税」と検索します。
② 好きな自治体の返礼品を選択し、「寄付を申し込む」をクリックしてカートに入れます。
③ 各項目に回答します。
ここで「税金控除申請に必要な書類送付について」の項目で「必要(ワンストップ特例申請書)」にチェックを入れます。
④あとは普通の商品同様、完了まで進みます!
⑤数日後、自治体からワンストップ特例の書類と返礼品が届きます。
寄付の方法はこれだけです!
ワンストップ特例の申請方法
ワンストップ特例申請は年内に締め切られます。
なので、12月までには寄付を完了し、書類を受け取り、申請を終わらせる必要があります。ここだけは注意してください⚠
ひと昔前はわざわざ送られてきた書類にマイナンバーカードのコピーを貼り付けて郵便物を送り返す必要があったのですが、最近はQRコードになりました。
QRコードを読み取り、必要事項を入力し、マイナンバーカードをスマホにかざして読み取るだけであっという間に完了です!
もちろん、郵送での申請もできるので、上記の方法がうまくいかなくても大丈夫です。
めっちゃ簡単だから控除受けられる人はやってみて!!
ふるさと納税を一言で説明すると、「納税で返礼品をGETできるお得な制度」って感じですかね🤔とにかく、納税している人はみんな須らくやりましょう!という内容でした。
以上でふるさと納税についての解説は終わります。
できるだけわかりやすく書いたつもりですが、こういう制度のようなことをまとめるのは大変ですね。
ちなみに私は既に先日の楽天スーパーセールの「ショップ買い回りキャンペーン」で今年のふるさと納税を全て行ったので、あとは来年を待つのみです。
今年の住民税決定通知書も確認してちゃんと控除されていたのでホッとしています。
ちなみに、他に私が取り組んでいるお金系ライフハックにはこんなものがあります。
新NISA(楽天証券)
格安スマホ(OCNモバイル)
電力自由化による電力会社の乗り換え
ネット自動車保険
ネット火災保険
他に新たに取り組める制度も探し中です🤔
これらはまたの機会に解説していきますね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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