【旅行】2017年初夏 台湾旅行記 4日目 台北編 Part.1【海外】
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【旅行】2017年初夏 台湾旅行記 4日目 九份編【海外】
台北市に着いて、まず観光したのが、国立故宮博物院でした。
この施設は、中国の歴代王朝が収集した美術品を収蔵する博物館で、その規模は台湾最大。
蒋介石率いる中華民国政府が台湾へと撤退する際、北京にある紫禁城から精選して運び出された美術品が主に展示されており、その数何と合計6万件冊。
来館者は中国から来た観光客も多く、その理由は「母国の歴史や美術品を目の当たりにしたい」という願望による物です。
朗らかで柔和な表情が特徴の、灰陶加彩仕女俑。
唐王朝時代における美人のロールモデル像でもあり、着ている服は、当時の女性達の間で流行していた物でした。
いかにも優しげな雰囲気で、見ているこちらも朗らかな気分になる感じでした。
唐王朝時代に作られた、三彩馬球仕女俑。
黄色・緑色・褐色の釉で彩られているのが特徴的なこの作品は、貴族の副葬品として使われた物です。
左は灰陶加彩陶男俑。右は灰陶加彩陶女俑。
前漢王朝時代に作られた物で、俑とは墓の副葬品として作られた人形の事です。
二人で並んでいる姿は、まるで仲の良い夫婦のよう。
故宮博物院のイケメン枠こと、三彩天王像。
唐王朝時代に作られた物ですが、こちらの像は何と、我が国の佐藤栄作元首相が蒋介石の誕生日に贈った物でもあります。
宋王朝時代に作られた、白瓷嬰兒枕。
すやすやと安らかに眠っている姿が可愛らしいです♡
さて、右が当博物館における一番の見物、翠玉白菜です!
中華世界における最高の宝物としても知られているこちらの作品は、よく見ると白菜に止まっているバッタまでもが象られているのですが、これは白菜のみずみずしさを表す為の表現でもあるそうです。
そして、隣にあるチョコケーキのような作品は、本来の翠玉白菜の台だった物です。
博物館を見学した後、バスに乗って台北市の街中を進んでいきました。
台北市は台湾最大の都市という事もあって、活気が凄く、夕方も熱気に溢れていました。
さて、ここから夕食を食べにレストランへと移動。
この日の夕食は、点心料理をはじめとした数々の中華料理でした。
点心と言えば、中華料理の軽食に分類される物の事で、主に餃子・焼売・春巻き・ラーメンなどをはじめとした鹹点心と、月餅・杏仁豆腐・粽子・マンゴープリンなどをはじめとした甜点心(いわゆるスイーツ)がこれに当たります。
私自身、夢中になってつい沢山食べてしまいましたね(笑)
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