見出し画像

私のことを少し


先日更新したのがずっと前で驚いた。最近時間が経つのが早すぎて焦ってしまう。
とかいいつつ私は悠長に3ヶ月も日本でゆったりと過ごしていた。それにしてもいい休暇だったなーと思う。

今日は私自身のことをを少し書いてみようかと。
わたしはもともと高校生の頃から月経痛がひどかったのだがここ数年でますますひどくなり、挙句の果てに鎮痛剤が効かないほどで、月の半分は調子悪かった。それは何というかとてもしんどくて、仕事中に厨房で腹痛のためによくしゃがみ込んで容量以上の鎮痛剤を急いで飲んで薬が効くまでの数十分青い顔をしながら料理してる、そんな感じだった。治るまで休めば良いのだけれどその当時の私は「仕事を進めないと」とか周りが男性だらけだったので理解してもらえないし弱いと思われたくない。なんて考えで頭がいっぱいでとりあえず我慢していた。医者にはピルを飲むように言われていたが、ピルでは根本的に改善しないし毎日飲む薬への抵抗があったので飲んでいなかった。(鎮痛剤を大量に飲んでいるのも相当身体への負担は大きいのにね)
根本的なところをを治さないと。何の病気でもそうだと思うけれど。
きちんと身体と向き合わないとそのうちひどいことになる感じがしていたし何より辛かった。だから思い切って仕事を一度辞めて療養のため帰国していた。リセット。料理人なくせに自分への食事もおざなりになっていたのも体調不良の原因の1つ。体調不良から良く眠れなくなり心も疲弊していた。

日本で静かに体の声を聞いて毎日過ごしていた。ストレスが減ったということもあるが食事改善を徹底したら驚くほどにみるみる元気になった。
幸せになりたくて、目標に辿り着きたくてガムシャラに働いてきたのにいつのまにか大切な事を置き去りにしていたことに気がついた。
わたしは高校をでて看護師を目指していたのでもともと身体そのものに興味があり、それなりに知識もある。だから西洋医学のネガティブな面を良く知っている。(もちろん良い面も知っている)薬がどれだけ身体に負担があるかも知っている。西洋医学を知れば知るほど私の考え方とは合わないと感じあっさりと辞めた。
料理人と医療なんて違うラインにあるもので、一生交わらないものかとずっと思っていたのだけれど、最近本当は同じ線の上にあるということに気がついたのだ。
「医食同源」というと固く聞こえがちだけれども、私たちの身体は日々の生活の積み重ねで成り立っている。その中での食は占める割合が大きいし食べたものはダイレクトに身体と心に直結している。食べ物でイライラすることも出来れば、穏やかな気持ちにもなる。肌がツヤツヤにも、ぼろぼろにもなれる。

おそらく皆んな将来の展望とか、なりたい自分とかあってそのために頑張ってたりすると思う。でもそこに向かうのにはいつもコンディションがいい身体と安定して満たされている心、それがあれば道のりもより楽しくよりスムーズに「行きたいところ」に到達出来ると思う。私は自分が辛い思いをしてきたこらこそ皆んなに心かから元気に、健康に、真に美しくなってもらいたい。食事を通して。料理人として次に進むビジョンがはっきりしてきた事がとても嬉しくて。また具体的にどんな形にしていくか早くここで書けるように動いてみようと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?