在日20年のスリランカ人アーユルヴェーダセラピスト、吉田ニマーリさんが、話し言葉でやさしく教えてくれるアーユルヴェーダの本が出来ました。
目次は次のとおりです。
「はじめに」より一部ご紹介します。
というわけで、
・単なるマッサージや食事法の話ではない
・スリランカで生まれ育ち、日本で暮らしている、ニマーリさんの視点からの、生活に密着した具体的なアーユルヴェーダ、ひいては人生のお話
・売上はスリランカの子ども達が学校に行けるように役立てられる
という本です。
体質診断/マッサージ/スパイス/薬草オイル/レシピ/不調改善/アンチエイジング/人生哲学など。本書の核となっているのは、愛情や土地や財産といったことについて、人間以外の生き物も含め、「奪い合い」から「響き合い」へ転換していく生き方についてです。
どこからでもオンラインで視聴できる、12/12から一週間のあいだアーカイブ視聴もできる、吉田ニマーリさんと牧村朝子に質問もできる刊行記念オンラインイベントも予定しています。書籍つきチケットもあります。
小説・実用書・歴史書など、さまざまな新刊書籍の著者と読者を結ぶ丸善ジュンク堂書店さんのオンラインイベントです。
12/9には、大阪でのイベントも予定しています。こちらは上記のイベントとまた違い、「スリランカってどんなところ?」ということを感じられる、著者のニマーリさんからのサインがもらえたり体質チェックをしてもらえたりできる、というようなものになる予定です。
わたし、こと、牧村朝子は、2013年から、旅・語学・セクシュアリティを三本柱に、なんというか「どうやったら人間は仲間同士でつるんで敵を作って生きていくのをやめる強さを持てるんだろう」みたいなことを考えながら読んだり書いたり話したりし続けてきています。
考えて読んで書いて話す途中で、横浜にサロンを開いた吉田ニマーリさんに出会い、大体5000年前くらいから語り継がれているアーユルヴェーダの本を、こうしてみなさんにお届けすることになりました。日本語の本ですが、冒頭の詩や最後の奥付には、スリランカで話されているシンハラ語も併記されており、スリランカと日本の間で何か境を越えた良いことにつながっていったらなあと期待しています。こちらの本を新刊でご購入いただけるだけでも、スリランカの子どもたちがまた別の本で勉強していく機会につながっていきます。
ぜひ、書店さんで探してみてください。また、学校やお住まいのまちの図書館にリクエストしてください。どうぞよろしくお願いいたします。
ここからはnoteマガジンで応援してくださっている方へお礼とご報告を兼ねて、この本の制作のお話です。