94歳のひな祭り
三姉妹のシングルマザー、ゆりこです。
今年のひな祭りのお話です。
すくすく育った三姉妹を
育ち過ぎているほど、身長は伸びに伸びている三姉妹。
私のおばあちゃん、三姉妹にとってはひいおばあちゃんに成長を見てもらおうと、病院へお見舞いに行ってきました。
認知症病棟は初訪問
数年前から入院している認知症の専門病棟。面会がとっても厳しく、初めての訪問となりました。
面会に行った理由は、「ごはんを食べなくなった」と聞いたから。
食べられなくなるということは、寿命が近いサインだと親類に言われ、最後の面会になるかもと、弟たち家族と一緒に行きました。
「おばば!ななこだよ!」
ガラス越しの面会。
ただでさえ私たちのことをわからなくなったおばあちゃん、今日は意識があるかないかもわからないような状態でした。
私が「ゆりこがきたよ、おばあちゃん!」と大きな声で叫ぶと、ななこも
「おばば!目開いてよ!」
なんて叫び、看護師さんがニコニコ笑ってくれました。
優しいおばあちゃん
「今日はひな祭りだね」
と叫ぶと、うんうんと頷いていました。94歳のひな祭り、今日会うことができて嬉しかったです。
おばあちゃんは小さい頃、習字を教えてくれたり、畑でトマトを食べさせてくれたり、上京する時にミシンを買ってくれたり、たくさんの思い出があります。
今日はお話することはできなかったけど、一目会えて良かったです。
ひな祭りのお祝いは、家で盛大にやっとくね、おばあちゃん😊
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