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103歳 Annおばあちゃんのバースディパーティ

【2023年8月12日の日記】
フラ仲間から声がかかり、103歳のAnnおばあちゃんのバースディパーティでフラを踊らせてもらいに行ってきた。

Annさんというのはニックネームなのでしょう。沖縄で生まれ、両親と共にハワイ?アメリカ?に渡ってきた日本人。一旦は祖父母の暮らす沖縄に戻ったものの、祖父母がなくなるとまた渡米し、今に至るそう。


身寄りはなく、それで私のフラシスターのひとりMがお世話をしているという。
陽気なおばちゃんと思ってたMの新しい一面を見て、ドキッとした。

この日のパーティは、Mが家族も総動員して段取りを仕切っていた。
余興(?)はわたしたちだけかと思いきや、まず最初に和装の男女の歌と舞踊。
カラオケで、日焼けした女性が歌うのは私が小学生の頃に流行った「北国の春」。
(プロ並みにうまい。)

そして踊るのは息子さんかな。彼も日焼けして、ハーフのような顔立ち。
着物の袖から毛深い腕が…。
もし、移住後間もない私が見たら、恥ずかしながら間違いなく、滑稽だとか古くさいとか、馬鹿にしていたと思う。。

その後、大正琴のグループが「My way」を演奏。
昔ながらの長いお琴を運ぶのは大変だけど、コンパクトな大正琴なら、と何世代か前の日本人がハワイに持ち込んだのでしょうか。

お祝いに駆けつけた年配の日系の人たちも多かった。
Annおばあちゃん初め、こういうお爺ちゃん、お婆ちゃん、その親や祖父母…。そういう先人たちは、どんな思いでこの地にきたのだろうか。

歌謡ショーや大正琴の演奏を聴きながら、様々思いを馳せると、深いところが熱くなった。

そして、自分の未来像をAnnおばあちゃんに重ねるのでした。。






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