19、孫の世話をするなら月々10万円出せという実家

子供が少しずつ大きくなり、保育所へ預けて仕事もフルで働くと、残業で遅くなったり熱が出たので早く迎えに来てくださいとの連絡の時は職場の方も赤ちゃんの頃ほどの融通がきかなくなってきた。仕方が無かった。夫は私が働くことは大反対で自立することも反対。だから仕事をしている私を助ける気はさらさらなかった。そして、実家はたまに子供を休みに連れて行くときは何も言わないけど、お熱で子供を半日見ていて欲しいとお願いしたら、仕事が終わり連れに行くと、大変だったとかご飯をたべさせてやったとか、どれくらいの費用がかかるだとか、大変な思いをしてみてあげてるんだぞ…といわんばかりの事を話してからの帰宅となる。それが何度か続いた日の事。実家の親に言われた。「ゆりこ!孫は少しだけ見るのは可愛いけど、半日となとなると、こっちも家のことそっちのけで世話してるんだから、それなりのお金もいる。それに孫だからおもちゃとかも買ってやらないとね。熱が出たとか、一日見るとかになるのだったら、毎月10万はいるよ。10万出したら見てあげる。」と…。10万円???これってベビーシッターを頼む方がよくない??とさえ思った。しかし、家にシッターを入れると夫がまた暴れて妨害してくる。必要な時期だけ…と思い、親にお金を支払い、数か月見てもらう事にした。夫と結婚して、初めて親がお金の亡者であり世間体とか肩書やプライドで生きてる人だと知った。色んな意味で、今の最善を探しながら進むしかなかった。

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