夢中になる、厭わなくなる物を見つけつつある
ここ数日、純粋に自分が優先させたいことをやってきた。
noteの更新が滞っているのも、ラジオの更新が滞っているのも同じ理由だ。「義務感でなく純粋にやりたいことをやろう。書きたいと思ったら書こう。話したいと思ったら話そう。」と。
ここ数日、特にやったことは「読書」だ。3/14に中原の虹第4巻を読み終えてから読書量がぐんと伸びた。3/16には岡本太郎の「自分の中に毒を持て」、昨日は浅田次郎のエッセイ本「ひとは情熱がなければ生きていけない」を完読。kindle unlimitedを登録しているので、様々なジャンルの本を読み漁り、「コーヒーの歴史」や「知られざる皇室外交」、直接持ち歩いてる本は中原の虹の続編、「マンチュリアン・リポート」を読み始めた。
最近は活字中毒である。どんどん自分の中に情報が入ってくるのが楽しい。その情報も自分が取り入れたい情報、嫌になったらその場で読むのを辞めたらいい。進めたかったら進めたらいい。ネットとは違った情報収集の面白さ、そして作者と一緒の世界をその場で見ることができること、文章によって岩手県のとある温泉街も行けるし非日常が詰まったラスベガスにも行ける。映像とは違う、脳に直接情景が入っていく感じが、サウナで言う整った、という感覚になるのだろうか。
本を持ってどこにでも行った。海が見える臨港パークや、観覧車が見えるスターバックス、仕事の合間に読書、それだけで別世界に行けるーまるで魔法みたい。
そんな本の魅力に魅了された最近。
また、昨日はラジオ収録であった。初めて1人で収録からミキサーの編集ができるようになり、来月からはついに独り立ちをすることになる。
ラジオもそうだ。追求するものはとことん追求したい。ジングルと呼ばれる最初のBGMだって納得するまで撮り続けたい。何時間でもやっていたい。義務感でなく、純粋に。
商売は足し算でなく掛け算であるという金言がある。自分の純粋に好きなことも、足し算でなく掛け算であると感じる。一つ一つ切り離して考えるのでなく、一緒に掛け合わせる。私は本を読んで世界観に浸りたいし色んな知識を、その人の考え方を知りたいーそしていいなと思ったことをラジオで話したいーそんな循環が出来ていると思う。
夢中になる、厭わなくなるものを見つけた。
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