虚と実。ビジネスの話。
実:虚=2:8
組織では当たり前のことですが、虚と実がいます。
実は成果を出し、虚はそれに乗っかるだけ。
乗っかるだけならいいですが、時につるんで束になって、実をつぶしにかかります。
実が食い潰されることは、歴史からも明白。
上昇志向の高い虚は、自分は何もせずとも、あるいは、いかにもやっているフリをして、その成果だけを自分のものにしようとします。
実のフリをした虚が最も搾取し、最も蝕みます。
大多数の人は、資本主義社会の厳しい競争という現実の中で、自分のやりたいことで選ばれた経験を持たず、劣等感を抱えながらも、どこかで自分のプレゼンスを示したいという思いを抱えているのだと思います。
一部の、自分のやりたいことで選ばれた経験を有する者が実となり、やがて、虚に蝕まれていくことになります。
虚をいかにマネジメントするか。
虚の自尊心を認めつつ、こちらも虚をうまく使うしかありません。
実が殺されないようにするためには、虚を利用するくらいの気持ちがないとダメなのかもしれません。
あくまで個人の見解です。
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