【夢日記】バスジャック

どこか職場のようなところにいる。
私には、仲がいい同僚がいるようだ。
彼女には、幼い娘がいるらしい。
同僚の1人が、私のところに来て、驚いたようにいう。
「あの人、今晩、仕事があるのに、休もうとしてるらしいの、信じられる?」
私はそんなことどうでもいいと思った。

オープンスペースのようなところにある白いプラスチックのテーブルセットで、お弁当を食べている。
そこへ、また別の同僚がやってきて、「彼女、どうしてもテニスが見たいって、そんな理由で、今晩の仕事を休もうとしてたらしいの。信じられる?」
それは、中には、テニスの方が大切な人もいるだろう。
「みんなに説得されて、それでも見に行くって聞かなくて、やっとさつき諦めたところよ」
かわいそうに、テニス見たかっただろうな。
同僚がいなくなると、そこへお弁当を持った仲がいい同僚がやってきて、隣に座った。
私は何も言わずに、笑顔で迎えた。
それから、お弁当を食べ始めた。

私たちはバスに乗り込んだ。
それから1番後ろの席に座った。
バスは混んでいた。
バスが走り出すと、前の方の通路からキラキラと光が見えた。
椅子の背もたれが高くて、よく見えなかったので、立ち上がってみると、乗客が通路で花火をやっているのが見えた。
そして、バスジャックされたのだと知る。
私は窓を全開にした。
雨と風が吹き込んできた。
この窓から、外へ飛び降りることができそうだ。
それに気づいた犯人が近づいてきた。
犯人は若い男女で、女は私の隣に座ると、手を握って、何やら話しかけてくる。
そして、すぐに席をたった。
カーテンが風に舞っている。
バスは走っているから、簡単には飛び降りることができない。
今度は男の方が来て、窓から逃げないように、何やら話しかけてくる。
男が目を離した隙に、背中と背もたれの間に隠したケータイで110番する。
でも、画面が見えないから、本当に110番できたかわからない。

川の近くにいた。
川には何かの動物がいて、餌を食べながら、下っていく。
それは養殖されているようだ。
黄色いおもちゃのアヒルが、水の中に餌を落としながら、川の右端から左端へ、左端から右端へ、くねくねと折り返しながら、水の上を滑っていく。
その後を何かの動物の子どもが、餌を食べながらついていく。
近くにいた男性が、「こうでもしないと、餌を食べてくれないんだよね」という。

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