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過去の栄光

私と関わる生徒の多くは、
過去にとらわれ、前に進めないケースが多いです。

特に中学受験や高校受験において、
いわゆる「難関校」に合格した生徒は、
その頃が自身のピークとして捉えてしまい、
今の自分とのギャップに苦しんでいる姿をよく目にします。

努力したことは素晴らしい。
しかし「合格」は、努力の結果であって、
それ自体にはそれほど価値はないと私は思うのです。

それを「栄光」と捉え現在とのギャップに苦しむことはないと思います。

「努力できた」過去があるなら、きっとあなたは努力出来る人です。
「合格」より「達成感」の方が大切だといつか気づくはずです。

努力することさえ忘れかけたあなたが、
思い出すべきは輝かしい「結果」ではなく、「努力できていた自分」です。
自身の力に気付くことが大切です。
取り戻すべきは「目標に向け努力する」こと。
過去の栄光は重荷ではなく、自分のルーツ。将来へのバネなんです。


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